熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

特許教育

2008-09-12 23:17:29 | Weblog
ある企業の技術者に対する特許教育を行ってきました。

特許教育の内容は、機械系技術者に対する「発明の特定・拡張と発明提案書の書き方演習」です。
数か月前に、この企業のソフトウエア技術者に対する同じ演習を行っており、今回が2回目の演習です。

発明の特定⇒発明の拡張(上位概念化)⇒下位概念である他の実施形態の創出⇒発明提案書の作成、の順番で演習を行います。

初心者の人でも取組やすいように、定型フォーマットを作成して、そのフォーマットに従って考えていくと、発明提案書が作成される仕組みになっています。

過去に30回以上同様の研修を行ってきて、そのつど改善を加えていますので、かなり進歩したフォーマットになっています。

受講者の評判もかなり良く、このフォーマットを使用して日常の発明抽出活動を行っている技術者もかなり多くいると聞いています。
作成者冥利に尽きますね。

今回行った演習で、全くの初心者が2人参加していましたが、その方達には少し難しかったようです。
全くの初心者用にもっと簡単な演習事例を考えた方が良いかもしれません。
早速、検討してみます。

来月は、電気ハード技術者を対象とした演習を行う予定です。
今月中に演習事例を考えないといけないので、これから忙しくなりそうです。

演習終了後に、企業の担当者とお話する時間がありましたので、総合的な特許コンサルティングの売り込みをしてきました。
興味を示していましたので、依頼があるかもしれません。
果報は寝て待てです。
楽しみにしていましょう。



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コメント
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