懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

昭和の遺物たち  その11 消えた貨車客車 その1

2015年11月15日 | 昭和の遺物たち写真展
写真は飯山線 飯山駅


国鉄の近代化、民営化で多くの客車や貨物が廃止になった。
車社会になり地方鉄道は乗客の減少に見舞われた。トラックによる宅配便により荷物輸送が減少。貨物を取り扱いの駅が減っていった。、

昭和45年と平成20年の客車、貨車、機関車の推移を示す。

1.貨車 S45年,149,526両  H20年,12,682両

2.客車 S45年,8,611両  H20年,438両

3.機関車 S45年,4,677両  H20年,1,115両

貨車は15万両近くいたのがほとんどスクラップにされた。
私は数年しか鉄道写真を撮っていなかったので国鉄民営化に至る過程はほとんど知らない。
国鉄の車両やマークの入った写真を撮ろうととかブームはあったのであろうか
今頃になり国鉄車両だと必死になり追いかけている人がいる。

人間はなかなか先読みができないものである。それと人の行動に釣られ行動を起こすものである。
蒸気機関車のブームが終わりほとんどの人は鉄道写真から離れた。
私も鉄道に魅力を感じずやめた一人である。
鉄道写真は旅行をしないといけないので結婚し子供が出来て家を建てると経済的にも時間的に難しい。
そんな中でも50年以上鉄道を追い続けている人もいる。こんな人は鉄道の歴史を記録している。

貨車トラは無蓋車のことトはトラックの意味、ラは積載重量区分゛


写真は二枚とも室蘭本線