懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

昭和の遺物たち  その8 軽便 下津井電鉄 その2

2015年11月01日 | 昭和の遺物たち写真展
下津井電鉄の車内を撮った。
長椅子の対面座りが面白いといった人がいた。
女性の車掌さんが乗っていたのだ。
乗客の当時の服装や髪形がわかり生活の変化が見えて面白い。
鉄道は人を乗せたり荷物を運んだりが目的で人々の様子もカメラに残すのが必要だった。しかし、フィルム時代はフィルムが゛惜しいし人など入れて撮っても意味があるように思えなかった。

今の鉄道写真を見ると機関車や列車の写真ばかり乗客や機関士の写真はほとんどない。
みんな小奇麗な服装をしているし行商のおばさんもいないし味のある人がすくなくなった。
車両も綺麗だし味のあ車両もなくなった。
鉄道には昔のような魅力のある景色がなくなった。

みんなが同じような写真を撮っているように思う。
同じ写真を撮るのが正解で安心しているように思う。ネット社会で情報が氾濫して人気のあるものに一局集中するきらいはある。
これが自分の個性という写真を確立しないといけないようにおもう。
全国の鉄橋と列車を撮るとか踏切と列車を撮るとか花のある風景や駅を撮るとか女学生の待つローカル駅を撮るとか