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懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

日本茅葺紀行 NO,214 新潟県大島村の民家

2015年05月19日 | 日本茅葺紀行
大島村は現在、上越市に編入された。
新潟の山間部はなぜか懐かしい風景が残っている。
茅葺きがあり林があり田圃があり作物の畑があり人の暮らしがあるからであろうか。
人々が暮らし作ってきた風景かもしれない。
そんな懐かしい風景も人が減り消えてしまうかもしれない。
飯豊町の山間部に茅葺き民家を求めて入った。
以前、このあたりに集落があったはずなのにと思ったが建物はすっかり消えていた。
雑草が人の生活の跡を消そうとしている。
かっては山林の場所を人が切り開いて家を建てただけだ。
20年もすれば自然に還るかもしれない。

厳しい過疎地にとっては故郷は歌のなかだけかもしれない。
人間は都会のストレス、競争社会で生きるより自然と人の豊かな付き合いの中で生きたほうが自然で健康的だと思う。