懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

わが人生は悔いばかり

2015年03月30日 | 日記

石原裕次郎の最後の歌に「我が人生に悔いはなし」があるが私なんか毎日悔いている。
趣味にしても投資にしても、あの時こうすればよかったのにとか、いまだに悔いている。

末期患者が口にした「死ぬ時に後悔する25の事」という本が話題になった。
人間死ぬ前まで悔やむのだなあと思った。

ネットを見ていたらヤフーの株を持ち続けていたら億万長者という記事が載っていた。
1995年、1000株を150万で購入した株は14回の分割で81万9200株になり3.8億円の資産になっているそうだ。セブン&アイの株は1000株180万円が1億8000万円になっているそうだ。
こんな株に将来性を見出し持ち続ける事はまずできない。
倍になれば売り払う、それよりNTTの二次売り出し255万が40万に下がるのが素人の嘆かわしいところだ。
成功するには運、鈍、根といわれている。
運は時代の流れを分析見通す能力を身につけ、ここぞと思われる時に出動できる事でしょうか。鈍は他人に惑わされず信念を貫く事でしょうか、根は根気強く
悔やむのは運も磨かず根気も鈍もなく平凡に生きて来たのを悔やむ。

会社に勤めている時にこんな人がいた。
中学を卒業して会社に入った。給料の2割を貯金に回した。
1年で4万円ほどの貯金だが5万円溜まったら1000株買った。買った株は決して売らない。
高度成長期になり給与は大幅に上がった。配当金も全部貯めて株を買った。
定年の時には年収550万円、配当金が500万円になった。無償増資などもあり総資産は7億円になったそうだ。これなど鈍を貫いた人でもある。
しかし、子供にこんな金残しても苦労をしていないのでギャンブルや働きもせず贅沢三昧な人間にしてしまう。ほどほどが庶民にはいいのかもしれない。

人はみんながやり始めてブームに乗ってくるものだ。これを繰り返していたらババばかり掴まされる。
「幸運の女神には後ろ髪がない」という言葉がある。みんなが摑もうとした時には掴むものがない。趣味なども誰もやらない時に信念を持ってコツコツやる。、50年も続けている人は偉いとおもう。

日本茅葺紀行 NO,205  新潟県川西町の民家

2015年03月30日 | 日本茅葺紀行
新潟県川西町小白倉、現在は十日町市になっている。
地図から川西町の地名が消えている。小白倉には三度訪れた。
小さな集落には子供もいて遊んでいるところを撮影させてもらった。
20年以上前にNHKの番組で十日町市枯木又の風景がでてきた。茅葺民家が何軒もでてくる。
行きたい思いながらそれから10年以上が経過していた。
訪れたが豪雪地帯で限界集落、雪降ろしをしないので重みでつぶれた民家になっていた。
ここ15年で茅葺き民家の状況も大きく変わった。過疎化、高齢化が茅葺き民家消滅に拍車をかけた。
新潟では雪国ならではの民家が見られるのも特徴である。

新潟県は長くて広い隅々まで回れば茅葺き民家も発見できたであろうが、現在は発見するのに時間とガソリン代が掛かる。
茅葺き民家を撮影しているカメラマンや絵を描く人は各県にいて記録されている。
新潟県も何十年も撮影している人がいると思う。昭和期の写真を見てみたいものだ。