懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

岡山の茅葺民家 勝山町星山 モノクロ

2015年03月01日 | 茅葺き民家
勝山町星山には何度か行ったが雪の頃が多い。
雪景色では雪でほとんどが隠され人々の暮らしがわからない。
田や畑の造りや家の周りに置かれている農具や道具も見えない。
雪の無いシーズンの写真が少ないのは残念だ。
まだ歩けてた12年ほど前に一人で訪れた頃には茅葺き民家はトタンを覆い消えていた。
星山のように隣の集落とは5キロも離れた隔絶した地域である。
こんなところには昔ながらの生活や文化、建造物が残っていそうで訪れる時はワクワクするものだ。


民家の横に地神が置かれている。岡山県には花崗岩が豊富に産するので花崗岩を自然石のまま使ったものが多い。
岡山県ではよく目にする。徳島の阿波藩で信仰されたようだ。
土地の祖神や農神を指すそうだ。徳島、。香川、岡山で眼にすると書かれている。
岡山中にいくらあるのであろうか、どの世界でも黙々と記録している人もいると思う。
神様を撤去するほど日本人の心は荒廃していると思うが。