茶雅馬茶道教室 ~MIHO企画~

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お寺にGO!3歳と6歳の親子茶道教室

2013年10月20日 | Weblog
もう1年も頑張って続いている6歳の女の子とママの親子教室。
お茶を点てるのも板についてきました。
いつも茶室に来られると嬉しさでソワソワ、茶室中をぐるぐると何故か見て歩かないと落ち着かない。
貞恭庵は見ても通りそんなに広くはないし一目で見渡せてしまう広さです。
でもお子様はみんなまずはきょろきょろして歩き回り興味を探しまわります。
どうしてだろう?と思うと同時に当り前の行動として考えてしまうくらい子供達はお茶室に入ると同じ動きをします。
そして気にいったり、安心したりすると、やっと腰を下ろしてちゃんと座ります。
不思議な空間と思うのでしょうね?

毎回するわけではないですが、今日はいつもと違う様子でお茶室に入ってきた。
どうしたのだろう?
ただ、大雨の中お稽古に来られたのだからやる気満々って感じ!心からの笑顔に私も嬉しくなります。
覚えた事も増えて落ち着いてきたようにも・・・、そっか?!お姉さんになったんだ~!!
来年は1年生になる彼女、今は英語の塾にも通っているようで一生懸命頑張っているようです。
お茶も頑張って続けています、お菓子とお抹茶を戴くのが大好きだと話してくれます。
たった一年なのにこんなに成長してしまったんだ~!と思ったら少し嬉しく感じました。
彼女の「お抹茶大好き!」をずっとずっと続けて行けれるように私も頑張らないと!
彼女の万遍なる笑顔を見ながら思いました。

午後からは3歳の女の子とママの初めて親子体験教室でした。
赤ずきんちゃんのようなこれまた大雨の中の登場で可愛いやら寒いでしょうやらご挨拶もさて置きながらお茶室へ入ってもらったらさあ大変。
彼女もまたお茶室体験からはじまって・・・「なんだ?なんだ?なんだ?」と連呼。
あ~!!早くも彼女のペースで押され気味な体験教室がはじまってしまった。
心の立て直し立て直しと思いつつも、3歳のおしゃまな女の子にはなぜか負けてしまう「なんだ!」の連呼ペース。
4歳年上のお兄ちゃまがいるようで、教育されるようで元気溌溂だったのでした。
私が彼女ペースに呑まれてしまうのも理解できたそんな気分でした。

そんな彼女のはじめてのお抹茶!、飲む瞬間はやはり何だ!の一言でしたが、お茶碗をお口に運んだら顔が見えなく暫く沈黙が続きました。
この沈黙に耐えれなくなったママと私、「美味しい?」「どう?」・・・・・・・「どうしたの?大丈夫!!」
・・・、変わらず沈黙が続きました。顔は見えません。
見えないのは、彼女の顔が小さくて茶碗にすっぽりハマってしまうために、お目目も隠れてしまったのでした。
だから、彼女がどんな顔をして飲んでいるかはわからないの・・・でした。
彼女は一生懸命初めての味のお抹茶を飲んでいたのでした。
そして、お茶碗が顔から離れた時はじめて笑顔が見え、全部飲みほした茶碗を私たちに見せ、褒めてもらいたかったのでした。
可愛いでしょ(^v^)

お菓子も箸が思うようにまだ使えないのにもかかわらず、一生懸命頑張ってお菓子をお口に入れたいが為に箸まで持てるようになって誰よりもままが、嬉しかったようです!
お茶を戴く挨拶も覚えてしまい、本当に屈託もないハナマル笑顔にママもハナマル笑顔に。
「なんだ?なんだ?なんだ?」「わからない!わからない!」の連呼でもちゃんと覚えていてこちらがびっくりの連続でした。
子供ってすご~い!!
結局彼女は時間いっぱい茶室とお茶と向き合って楽しんでくれました。
嬉しい限りです。

子供の発想は不思議なくらい自然ですし、びっくりするくらい頭が柔らかいです。
そして笑顔は、誰しもが癒されてしまいます。
私は沢山のことを教えて戴きます・・・、いや沢山の幸せを戴いているのかも?
でも、お茶を通して親子の発見、もっともっとして戴きたいですね?!
改めてよい機会になれるように磨いていきたいと思いました。

今日も二人ともに頑張りました!

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