茶雅馬茶道教室 ~MIHO企画~

茶と文化そして美
茶文化、芸術、職人・・・
大事!
もっと楽しく茶文化を!

四川大地震募金活動でちょっと感動話!

2008年05月26日 | Weblog
昨日、市川パインツリーライオンズクラブで四川大地震募金活動を行っておりました。駅で活動をしていたから色んな方と接しとても新鮮でした。
前にも述べたように、四川省楽山市は市川市の姉妹都市ですから、市川市国際交流協会による協力依頼がありました。
いくら義捐金募金活動といっても駅前で大声を張り上げるのは恥かしいものです。ただ大声を張り上げてもうるさいだけですし伝えなきゃ理解してもらえるようにどう言うのがいいだろうと考えるものです。
中々恥かしさはぬぐえないものだと思いますが路上での呼び込みは何だか慣れたものです。
振り返ると日赤の献血のお願いや選挙の路上お願いや訪問お願い呼び込み、そして何かの募金活動・・・。
そのたびに恥かしいな~とおもったりストレス発散と思ったり勉強とおもったりそれぞれです。
ただ、いろんな方と接することができたのは嬉しかったことかもしれません。
今回も、
「本当に届くのでしょうね?」「がんばって!」等あれば「俺のほうが募金ほしいわ!」といって去るご夫婦もいた。実に私もそう思うわ・・・。と思いつつ人それぞれだな~と思いました。
ただ傾向として小学生のお子様が妙に興味を持ってもらえたことが新たな発見でした。
日曜日とあって親子が並んで買い物に行く姿が多く見かけました。
そのたびに「募金てなあに?」とか「募金しようよ!」とか「僕したい、お金頂戴!」と親を促す行動にはビックリしました。
興味から始まるもんだな~善意って!と感じました。
また、女性よりも男性が多く協力的だったことは時代かな~と思ったりもしました。
そして夕方塾帰りの一人の少年が、スタスタスタと私の前へ歩みとってきて
「はい!お願いします。」と10円玉を一枚差し出してくれました。
ちょっとびっくりして、「有難う!」といったら「いいえ!どう致しまして。」とぼぞっといい、ためらいも無く寄付をしてくれました。
それを見ていて、一緒に活動をしていた知人もすかさず
「僕、帰りの切符代ちゃんとある?」
「あります。」
「そう、有難う。気をつけてね!」
「はい。」
そういって少年は帰って行きました。
自分のお小遣いから気持ちを何のためらいも無く差し出すことがどれだけすごいか私は心が洗われた気がしました。
知人も中学生の母親です。
その気遣いはさすがだな~なんて思いました。
募金活動を通して人と人のやさしさや人間性が見え隠れするそんな勉強をした気がします。
大きなことをしてもしなくてもただただ気持ちに素直にまっすぐに、それは決して恥じることではないと思いました。
自分のちっぽけさを改めて実感した気がします。
また、あの少年にあいたいな~!
あっ、そうそう10円玉一枚のおもさを今日ほど感じたことは無かったと思います。
僕、有難う!

最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (やまちゃん)
2008-05-28 20:31:23
お茶の世界で使われているのかどうか知りませんが、小さな善意の中にある無私の心のすばらしさを大人も学ばねばと思いました。昨今の世相ですが、こういった真心のある人もいらっしゃるということで日本も捨てた物ではないと思います。お茶もこの心に通じるよう頑張ってください。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。