茶雅馬茶道教室 ~MIHO企画~

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佐渡「二宮神社」

2010年08月15日 | Weblog
この神社は順徳天皇の第二皇女忠子女王を奉祀する神社です。
なぜか惹かれていて参拝したく願っていた神社の一つでした。ただ、地図上では中々探せず諦めていたとき、カーナビに突如発見。
嬉しくなって車を停めました。
詳しくは次の通りですよ。

御祭神:玉島姫命(順徳天皇第二皇女忠子女王)
 由緒:承久3年(1221)の承久の乱で佐渡ヶ島に送流された順徳天皇の第二皇女忠子女王を奉祀する神社です。
女王がこの島で誕生すると鎌倉幕府はここ石田郷上野ヶ原に仮殿を築き、佐渡守護本間左衛門尉の守護を命じます。
順徳天皇が仮殿に御幸のおり野菖蒲が咲いているのを見て、この御殿を菖蒲殿と命名されました。
 後、18歳で女王が逝去されると遺骸は北西に葬られ、遺髪を神霊として菖蒲殿に奉安し、玉島姫命と諡号されました。
初めは守屋勇四郎春虎が遺髪を霊として祀りましたが、後の御深草帝の時に二宮大明神とされ、社殿が築かれました。
境内には女王を葬った宮内庁墓所や能舞台があります。
能舞台は寄棟造(よせむねつく)り、茅葺(かやぶ)きです。橋掛りもまた瓦葺きの建物です。

今でも使用されている能舞台はとても見事です。使っているからからっとした趣で立派でした。
磨かれている強さを感じました。
市有形文化財・茅葺きの風雅な能舞台ですが、幕末には存在していたようです。古い建物ですが生きているのを感じて気持ち良かったです。
墓所にも御挨拶に行きました。
優しい神社に思えました。女性を祀っているからでしょうかね?
よかったですよ!


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