道彦の散歩道

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06/29 「なめろう丼」と「てっくい丼」

2013年06月29日 | 食・レシピ

【なめろう丼】
「なめろう丼」とは、房総半島沿岸周辺などに伝わる郷土料理で、たたきの一種の「なめろう」を丼の白飯の上に載せたものである。「なめろう」は保存が利かず、調理後すぐに食べるのが普通である。
「なめろう」は、アジ・サンマ・イワシ・トビウオなどの青魚の三枚におろし・もしくは青柳を捌いた上に味付けの味噌・日本酒とネギ・シソ・ショウガなどを載せ、そのまままな板の上などで、包丁を使って粘り気が出るまで細かく叩いたものである。
名称の由来については、叩いたことによる粘り気の食感からと、料理を盛っていた皿についた身を舐めるほど美味だったからという説がある。なお、漁師が沖の漁船上で作っていた料理であることから「沖鱠」(おきなます)という別名もある。
日本各地の漁港には、調理法が違う「なめろう」が多数存在している。

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【てっくい丼】
「てっくい丼」とは、「てっくい」と呼ばれるヒラメを使った天丼である。
ヒラメは鋭い歯で漁師の手に噛みつくと離れないことから「てっくい」と呼ばれている。そのヒラメの産地である上の国町の道の駅の名物料理となっている。
てっくい3枚にナス、シイタケ、大葉の天麩羅を丼飯に載せてあるだけのシンプルな天丼である。予めて「てっくい」を天つゆにくぐらせて,その上に天かすがまぶされている。
ヒラメ自体の天麩羅が珍しいので、食べる価値がある。見た目は少ないが食後には満腹感を堪能できる丼である。

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