道彦の散歩道

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06/17 「しらす丼」と「あさりの豆味噌焼き丼」

2013年06月17日 | 食・レシピ

【しらす丼】
「しらす丼」は、シラスを使った丼料理である。
基本的に白飯を盛った丼の上にシラスを載せ、タレや醤油などをかけて食べる簡単なもので、薬味はネギ、青シソ、刻み海苔などが好まれる。
具材に釜揚げシラスを用いる丼は高価ではないありふれた家庭料理だが、シラスの漁獲量が年々減少しており、生シラスを用いる丼は鮮度が重要であるため、ほとんど水揚げされた地元のみで提供されている。
シラスの水揚げが多い地域は首都圏では主に、相模湾の茅ヶ崎・片瀬から逗子・麓山に至る湘南海岸周辺で、他に鹿島灘、駿河湾、遠州灘、紀伊水道、熊野灘、宇和海、積丹半島沿岸など全国にある。
その他の地域では一般に冷凍シラスが流通しているが、風味は釜揚げに比べると劣る。
しかし、あらかじめ凍ったシラスを熱々の白飯に載せ、ルイベ風に食べるシラス丼もある。和歌山県湯浅町観光協会では、地場で水揚げ加工された「釜揚げしらす」に醤油や薬味なども地場産品を用いて「紀州湯浅のしらす丼」と呼称している。

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【あさりの豆味噌焼き丼】
「あさりの豆味噌焼き丼」は、調理したアサリを丼飯に載せるだけのシンプルで懐かしい味の丼である。
アサリの漁獲量では全国一の愛知県の中で、特に幡豆町一帯の海岸は良質なアサリが多く生息し、幡豆町の特産品になっている。
そんな幡豆町では、三河湾で穫れる新鮮なアサリと伝統製法の豆味噌を合わせた「はずあさりの豆味噌焼き丼」が、観光客などに提供されている。
同町で製造される豆味噌は化学調味料などの添加物を一切使わず、天然水で仕込み、自然熟成させた拘りの生味噌。
これに地元産の味醂を合わせた独特のタレでアサリを焼き上げることで、素朴で懐かしい味に仕上がっている。

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