道彦の散歩道

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毎日の事件事故の記録

12/15 「鮎屋三代」と「大和しじみのもぐり寿し」

2012年12月15日 | インポート

【鮎屋三代】

駅弁ランキング28位。「鮎屋三代」は、肥後おれんじ鉄道・八代駅の駅弁。この「鮎屋三代」は、熊本駅のJR八代駅の真ん前で3代に渡り営まれてきた老舗鮎屋が、九州新幹線の開業に合わせて1年かけて製作した弁当である。焼鮎の出汁で炊いた炊き込みご飯の上には、鮎の甘露煮を丸ごと1匹のせた贅沢な弁当である。そして過去に「九州の駅弁ランキング」を3連覇した経歴をもつ人気の高い駅弁である。3代に渡り続く老舗店が。先代から受け継いだ「焼鮎」と「甘露煮」という、昔ながらの製法を守り通した2代目の味を受け継いだ3代目が今、弁当という形で多くの人々に、この味を届けることとなったのである。熊本県南部を流れる球磨川は日本三大急流の一つと称され、その球磨川で穫れる鮎は、いつの時代でも高貴な魚として珍重されて来ている。その鮎を使った駅弁の中身は、フタ開けると、まず大きな甘露煮がドーンと丸ごと一匹、その姿はインパクト十分であり、他の卵焼き、菜の花、筍、椎茸、蓮根、梅干し、生姜の酢漬けといたってシンプルなおかずが添えられている。

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【大和しじみのもぐり寿し】

駅弁ランキング29位。「大和しじみのもぐり寿し」は、山陰本線・松江駅の駅弁である。島根県の松江駅では、宍道湖七珍の「大和しじみ」をたっぷり使った駅弁が楽しめる。フタ開けると開けると、敷き詰められた寿司飯の上に、シジミがたっぷりとのっている。そして、宍道湖の夕景に見立てたという紅ショウガと夕陽に映えるさざ波を錦糸玉子と白魚で彩っており、宍道湖名物のモロゲエビとトビウオの蒲鉾野焼き、鰻などの副菜もついている。もちろん寿司飯の中にもシジミがもぐっているのである。見た目から付いたネ-ミングの通り、シジミが砂の中に潜っている様子を再現している。箱の中がまるで松江の幸を絵で表現したような、素晴らしい駅弁に仕上がっている。

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