細野豪志ブログ

衆議院議員 細野豪志の活動報告です

通常国会閉会

2006-06-16 18:01:44 | 国会活動
厚生労働委員会が終了し、先ほど通常国会が閉会しました。厚生労働委員会で社会保険庁の集中審議が夕方まで行われた関係で、昼過ぎに終わった本会議の恒例の議長挨拶もなくなり、何とはなしに締まりのない閉会となりました。

社会保険庁と併せて、最後まで紛糾したのが福井日銀総裁の村上ファンドへの出資問題です。ファンドへの出資が利殖(6月18日訂正しました)にあたると日銀の内規に違反するものですから、「1000万円は利殖(6月18日訂正しました)ではない」と言い張る福井総裁の答弁は、何度聞いても非常に苦しいものがあります。

「ゼロ金利で苦しんでいる庶民を尻目に利殖に走った」との批判ももちろんあるのですが、それ以上に深刻なのは、日本銀行の政府からの独立の問題です。小泉総理や関係閣僚から相次いで擁護発言が出る中で、日銀が政府から大きな「借り」をつくることになってしまいました。日銀の独立に拘ってきた福井総裁だけに、これから総裁としての職責を果たすことができるのか、大いに疑問です。

来週火曜日には、遅まきながら福井総裁から資料の開示がなされることになりました。閉会後にはなりますが、財務金融委員会での閉会中審査を行うべきでしょう。この問題は、来週が山になりそうです。私も月曜日から党本部に出てきて、引き続き党務にあたります。国会が終わったとは言っても、ホッとしている暇はありません。


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