細野豪志ブログ

衆議院議員 細野豪志の活動報告です

台風9号 小山町に甚大な被害発生

2010-09-12 16:11:04 | 地元

小山町で、大きな水害が発生しました。

被害が発生した水曜日は現地には入れませんでしたので、情報収集に努めました。

翌日、朝一で現地入りし、町長から話を聞いた後、町内を見て回りました。柳島、湯船など、私にとって馴染みのある地域が土砂で埋まっていました。衝撃を受けましたが、肩を落としている暇はありませんので、国土交通省の沼津河川国道事務所を訪れて対応を依頼。その後、上京して国からの支援の可能性を探りました。自衛隊への支援要請も行いました。道路が封鎖されている区間の東名高速を無料にしてくれた前原大臣の配慮には、感謝です。

金曜日、朝から、党務、コミュニティスクールの視察、代表選挙の候補者討論会。その後、代表選挙の支援依頼で一日が終わりました。

土曜日、再び小山町に入って、地元のニーズの聞き取りを行いました。多くのボランティア、特に、地元である富士学校の自衛隊員がボランティアで土砂の除去作業をしてくれていたのには、頭が下がりました。

今日も、小山町には多くのボランティアが入っています。私も、現地に入りたい気持ちは山々ですが、小沢選対から指示でメディア対応に追われています。明日は、朝一でもう一度、小山町に入ろうと思っています。


被害は甚大ですが、救いは地域の結束が保たれていることです。身動きの取れないお年寄りや、病気の子供がどこに住んでいるのか、みんなが知っていますので、避難はいち早く完了しました。あれだけの被害が出たのに、死傷者はゼロだったのは、そのためです。

災害が発生した次の日、地域の皆さんは、自分の家や田畑よりも、道路の土砂の除去を優先して、共同作業を行っていました。週末に入ったボランティアの自衛官、消防団、外からの応援部隊の受け入れも、地域の人たちが行っていました。被災地では、実はこれが難しいんです。

道が崩落して孤立した柳島では、昨日、すでに迂回路のコースが決まっていました。私有地を通るしかないのですが、地域の長(おさ)が仕切るので、すぐに合意が成立します。災害に対応する最も大きな力は、地域のつながりです。

もちろん、災害の被害への対応を地域の力にだけ任せておくわけにはいきません。インフラの復旧、自治体への財政支援、農業や家屋の被害への対応などなど、できる限り迅速な対応が必要です。代表選挙の最中ではありますが、災害への対応は、すべてに優先させようと思っています。



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