細野豪志ブログ

衆議院議員 細野豪志の活動報告です

終戦の日に思う

2010-08-14 23:45:14 | 地元
お盆休みには国会がありませんので、毎年、ほっと一息つきながら、地元のお祭りに参加します。明日から、三島は夏祭りです。

この時期、ただ一つ、外せないのが8月15日の終戦記念日です。富士市で行われる戦没者追悼式典に出席するのが恒例行事となっています。

式典では、毎年、地元議員として追悼の言葉を述べ、献花を行います。

我々が豊かな時代に育つことができたのは、戦没者の犠牲があったからです。追悼式典では、感謝の言葉を必ず述べることにしています。そして、悲惨な戦争を決して再び起こさないこと。加えて、何がしか、その夏に戦争を巡って感じたことを述べることにしています。

今年の夏、私の印象に残ったのは、広島の追悼式典に出席した米国のルース大使です。ルース大使とは、何度かお目にかかりましたが、実に立派な方です。広島では何も語りませんでしたが、勝ち負けや、わだかまりを超えて、戦没者を追悼する機運が世界的にできていることは、画期的なことです。これからの日米関係を考えたとき、大きな一歩です。

わが国では、中国・韓国を含めた東アジア共同体構想が浮上しています。かつて、大上段に大東亜共栄圏を唱えてアジアを席巻したわが国が、今、アジア諸国と共に歩もうとしています。北朝鮮をはじめ安全保障上の懸念を抱えるアジアも、新たな時代を迎えつつあります。

戦後、65年が経過をし、世界は確実に変化しています。しかし、どんな時代になろうとも、我々は先の大戦の犠牲を忘れることがあってはなりません。

合掌。


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