季節は初夏の兆しですが、民主党の我々の体感温度は極寒です
検察審査会に普天間と、週末を迎えるたびに厳しくなっています。
普天間問題は、4日に総理が沖縄入りすることになりましたので、関係者に託すしかありません。我々は、5月末まで何も語らないことが政権に対するフォローです。
検察審査会についても、当初は「重い判断」と黙っているしかないかと思っていたのですが、やはり、政治と司法の関係を考えると、多少はコメントしておく必要があると思い直しました。
小沢幹事長に対して、政治的に、党内外で厳しい声があるのは理解できます。しかし、刑事事件としては、小沢幹事長は被疑者という立場ですから、その権利は保障されるべきです。
検察審査会の権限強化は、裁判員制度と同時に導入されました。司法に市民の目を取り入れようという試みは、評価されるべきです。その一方で、予断を与える報道があった場合に、市民が影響を受ける危険性が指摘されてきました。
裁判員制度導入にあたって、(社)日本民放放送連盟は、以下のような報道指針(2008年1月)を発表しています。一部抜粋します。
(1)事件報道にあたっては、被疑者・被告人の主張に耳を傾ける
(2)一方的に社会的制裁を加えるような報道は避ける
政治がメディアにクレームをつけるのは厳に慎むべきというのが私のポリシーですが、メディア自身による一連の報道に対する検証は必要ではないか思うのです。
明日は、テレビ朝日の『サンデーフロントライン』に初めて出演します。攻めと守りのバランスを考えながら、頑張ってきます
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