自民党の取材拒否を受けて、TBSが謝罪したと報道されました。TBSが報道局長名で提出した文章では、自民党の指摘を「重く受け止める」という表現がなされていますが、選挙期間中の取材拒否を恐れるあまり、曖昧な文章での早期決着を図ったのでしょう。今後、TBSは自民党に対し公平に報道できるのでしょうか。
もうひとつ印象に残ったのは、この件を他の報道機関、特にテレビメディアがほとんど批判しなかったことです。この一件で他の報道機関に対しても十分な萎縮効果を発揮したといえるでしょう。
今後、自民党は同様の方法でメディアを死に追いやっていくでしょう。そして憲法で表現の自由が制限され、行く行くはネットにも及ぶことを強く危惧します。
私はこの件を見過ごすことはできません。