14日は前橋に歴史ワーキンググループの勉強会にいってきました。
今日はなんと、素敵なお客様が。。。
群馬大学のMさん。
現在大学3年生で、こんど卒業論文に速水堅曹を取り上げたいのでアドバイスを、と連絡があり、
ちょうどいいので歴史WGにお呼びしました。
前日に相棒Tさんから連絡があり、
へぇ、卒論に速水堅曹ね~。
堅曹さんも、そうやって若い人が関心を持って、
卒論に取り上げられたりするほど認知されてきたんだ、と驚きと感慨がありました。
さて、期待をして待っていると、
やってきたのは将来は学校の先生になりたいというまじめな感じの教育学部の女の子。
きちんと卒論に取り組んでいる姿勢にたいへん好感がもてました。
歴史WGのおじさん、おばさんたちは、
若い人が速水堅曹に関心をもって取り上げてくれる、というだけでうれしくて、
参考資料やら、自分との関わり、どういう人物かなど、
彼女にそれぞれがいっぱい話をしました。
わたしは、どうして速水堅曹なのか、とそれが気になっていて聞いてみました。
彼女は卒論のテーマが中学校の社会科授業で身近な地域の人物を通して近代化を教える、という内容で、
群馬県なので、養蚕製糸に関する人のなかから探して選んだということです。
その答えを聞いて、うれしかった。
群馬県には養蚕製糸で活躍した人物は本当にたくさんいるけれど、
それで日本の近代化に大きく貢献した人といったら、堅曹さんはまさにぴったり!
あなたの選択は正しい!
堅曹さんを選んでくれてありがとう、とこちらがお礼を言いたいくらいの気持ちでした。
彼女からもいくつか質問があり、
堅曹さんはなぜ製糸業にかかわっていくようになったのか?
どうして富岡製糸場をつくるときよくないと批判したのか?
などなど。
それらについては、できるだけ参考になるように話しました。
でも、きっと彼女はいっぺんにたくさんのことを聞いて、頭のなかを整理するだけでも
大変かもしれない。
これからしっかり資料を読み解いてがんばってくださいね。
皆で応援してますよ、とエールをおくりました。