朝、原三溪市民研究会のHさんからメールがはいりました。
社説に載ってます!
本日(1/27)神奈川新聞の社説に
『原三溪翁伝』が取り上げられています。
社説って、「すごくないですか?」
少しづつですが、
「当該書籍本と市民研究会のことが知られる様な流れ」
になってきている印象を受けています。
Hさん、ちょっと興奮気味。
私は早速ネットで拝見。 〈こちら(←クリック)で全文が読めます〉
「横浜の財産とし後世に」
1906(明治39)年、私邸の門柱に「遊覧御随意」という看板を掲げ、
巧みに古建築が配置された四季折々に美しい庭を市民に広く公開した。
伝記はこの三渓園とともに横浜市民が後世に伝えるべき財産である。
研究者はもとより多くの市民が三渓の人間性に学び、広く発信する。
伝記の刊行がそうした機会になるよう期待したい。
と伝記の発刊の意義を讃えている。
また、私の参加している市民研究会については
刊行に際しては市民の力が結集された。
東京外国語大学の内海孝教授は30年ほど前から出版に向け奔走。
横浜市民ギャラリーの猿渡紀代子館長は
横浜美術館の指定管理者である市芸術文化振興財団と協力、
県内外に住む25人が参加した研究会を2007年9月に立ち上げた。
そして当時の言葉で書かれた伝記の索引カードを作成・整理、
振り仮名を付けるなどの膨大な作業をこなした。
と経過と活動も書かれている。
この社説を読んだ方が、三溪の伝記を手にとってくださることを期待したい。
そして市民が三溪園を作った原三溪のことに興味をもっていただけたら、とおもった。