リハビリ頑張って、「体育座り」はできるようになりました。
でも「正座」は程遠い~。
そして、松葉づえをつきながら、左足に体重の3分の一だけかけて歩く練習というのもやっています。
先生の話では、
宇宙飛行士は無重力のなかで過ごすので、骨に負荷がかからず、
宇宙からもどってくると、骨粗鬆症のようになっているのだそうです。
だから骨折して足に体重をかけないで何週間も過ごすと、おなじように骨が弱くなってしまっている。
だから、じっとして骨のつくのをまっているのではなく、
体重をかけていくことによって骨の回復をはやくして治していくのだそうです。
宇宙飛行士は自分の体をそんな状態にしてまでおこなっているのだと知り驚いた。
ずっとステーションにいる野口さんは、きっと地球にもどってきても
すぐには起き上がることもままならないのではないか、といっていました。
さて、そんな話をききながら日々リハビリに通っていますが、
毎日時間はたっぷりあり、この与えられた時間こそ、
堅曹さんのことをまとめるためにつかわなくてはいけない、と心に決めています。
毎日毎日、自叙伝『六十五年記』と日記、それに関連する資料や文献を
じっくりと読み込んでいます。
そして24時間考えています。
堅曹は何を考えて・い・た・の・か?