堅曹さんを追いかけて

2002年(平成14年)9月から先祖調べをはじめた速水家の嫁は、高祖父速水堅曹(はやみけんそう)に恋をしてしまったのです

講演の準備

2010-04-04 19:05:52 | 日記・エッセイ・コラム

   

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【一昨年撮った上野国立博物館のヨシノシダレ(今年もこんな風に満開なんだろうなぁ、と思って)】



もう4月になり、骨折をしてひと月がたちました。

お陰さまで、骨は順調についているようです。

毎週病院に行ってレントゲンをとります。

それが唯一私が外に出るときでもあります。


こんなに家の中にいるのは、生まれてはじめてです。

足の痛みもなくなり、軽くなったのですが、

膝は直角以上はなかなか曲がらず、足もつけず、

片足ケンケンと片足立ちが上手になるばかりです。



さて、そんな中でいまは数日後に行われる講演に向けて準備をしています。

私が講演、なんて驚きですよね。

演題は「速水堅曹と富岡製糸場」です。

伝道師協会の支部総会で時間をいただきました。


2ヶ月ほどにお話しをいただき、恐縮しながらも、

堅曹さんのことを知っていただくとてもいい機会だとおもい、やらせていただくことにしました。

パワーポイントを使って、私の伝えたい堅曹像、堅曹さんのした仕事を話したいとおもいます。


準備をはじめると、話したいことは山ほどあり、

しかし、はじめて聞く人はいったいどんなことを知りたいのか、

また興味をもってくれるのかと考えると、どんどんわからなくなります。


写真や図版をあちこちから持ってきて、話の理解に役立つよう、また印象に残るよう、

とっかえひっかえ貼ったり、はがしたり。

話の内容もこれをいれたり、あれをやめたりで二転三転しました。



そして今日やっとできあがりました。

このパワーポイントと原稿を作るため、資料を読み込み、また新たに理解できたこともあります。

一人の人物のすべてをわかろうとすることは、

ほんとうに奥が深く、果てしないことだとつくづくおもう。