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ジョージ・マーシャル監督『青い戦慄』

2010-01-20 13:27:00 | ノンジャンル
 山田宏一さんが本「美女と犯罪」の中で取り上げていた、ジョージ・マーシャル監督の'46年作品「青い戦慄」をDVDで見ました。
 バズとジョージとともに復員したジョニー(アラン・ラッド)はホテル住まいの妻ヘレンの元へ帰りますが、そこでは彼女主催のパーティが開かれていて、彼女の愛人エディがヘレンにキスしているところを見たジョニーはエディを平手打ちします。パーティの後、ヘレンはパーティで酔っ払い、帰りに交通事故を起こして息子を死なせたことを告白し、怒ったジョニーは拳銃を置いて部屋を飛び出します。ヘレンからジョニーが出て行ったことを知らされたバズは心配して彼を探しに出ますが、ヘレンにバーで会い、彼女に誘われるままに彼女の部屋へ行きます。雨の中を歩いていたジョニーはエディと別居中の妻(ヴェロニカ・レイク)に車で拾われホテルに泊まります。翌日ヘレンは射殺体で発見され、容疑者としてジョニーの名がラジオで放送され、それを聞いたジョニーの振るまいからヘレンは彼がジョニーであることを知ります。ジョニーは自分の荷物をあさって密告しようとしていた宿の主人と取っ組み合いをしているうちに、息子の写真の裏にヘレンのメッセージを見つけます。それにはエディが以前殺しをしたことがあるので、自分が死んだら彼が犯人だと書かれていました。ジョニーはバズとジョージの元を訪ねますが、彼らがジョニーを犯人だと思って匿おうとしるのに腹を立て出て行きます。そこへエディの手下が現れジョニーを拉致すると、バズらはエディの元を訪ね、ジョニーに手出しをしたら後悔するぞと言います。関係者は全員警察署に集められ、事情を聴取されますが全員にアリバイがあることが分かります。そこへジョニーも現れますが、彼も警察は無罪だと言います。
迷宮入りになりそうになった時、バズが当夜の記憶を甦らせ、ホテル付きの探偵が犯人だと気付き、探偵は犯行を認め、逃げ出そうとしますが射殺されるのでした。
 あらすじからも分かるように、プロットが断片的で理解しにくいものでした。アラン・ラッドとヴェロニカ・レイクのコンビも、山田さんの文章で読んでいた方がずっと刺激的だったように感じました。伝説的なブロンド女優であるヴェロニカレイクを未だ見たことがない方にはオススメです。