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平山夢明×吉野朔実『狂気な作家のつくり方』

2010-01-07 18:30:00 | ノンジャンル
 宮田珠己さんが本「スットコランド日記」の中で言及されていた、平山夢明さんと吉野朔実さんの'09年に刊行された対談集『狂気な作家のつくり方」を読みました。
 対談している内容は、平山さんと吉野さんの幼少時の思い出、映画・ギャンブル・編集者の話、教育・手塚治虫・大友克洋の「童夢」の話、再び映画・お腹がゆるいエピソード・怖い話、ホラー映画・ホラー漫画・ホラー話、人間関係の崩壊の話などです。
 平山さんがやること、思うことがぶっとんでいて、例えば幼い頃、神がいないと思っていたので、毎日清められていたお稲荷さんの本体とサカキとミズバチを全部持ってきて、駐車場の裏で割って、おしっこをかけたというエピソードなどはスゴイと思いました。また、この本の中で言及されている本で読みたいと思ったのは、平山夢明さんの「異常快楽殺人」、平山さんと吉野さんの共著「精神のけもの道 つい、おかしなことをやってしまう人たちの話」、福島章さんの「殺人という病」、ジャック・ケッチャムの「隣の家の少女」でした。一気に読める面白い対談です。オススメです。