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スティーヴン・ソダバーグ監督『チェ 39歳 別れの手紙』

2010-01-28 16:01:00 | ノンジャンル
 昨夜、念願の「冬の深夜のヤビツ峠の鹿」を見に行ってきました。舗装道路ではありながら細い山道をくねくねと行くと、本当に道の脇にシカが2頭いました。自動車のライトが当たっても少しも動じることなく、無垢な目でこちらを見ていました。野性のシカを見たい方にはオススメです。

 さて、WOWOWで、スティーヴン・ソダバーグ監督の'08年作品「チェ 39歳 別れの手紙」を見ました。
 65年。変装してボリビアの空港に降り立つゲバラ。カストロはチェが国外に出たことを発表します。しばらくするとキューバからゲバラを慕う人々がボリビアに到着します。しかしボリビアの共産党は暴力革命を認めません。ゲバラらは食料不足になり殺気立ってきます。脱走兵の密告によりキューバ人の侵入がボリビア当局にばれ、アメリカの軍事顧問団が到着します。坑夫のストが起きますが、彼らは当局に虐殺され、仲間の部隊の捜索をする間にゲバラの隊は傷ついていきます。ゲバラは喘息の発作が続き、やがて仲間の部隊は裏切り者の密告のために渡河中に攻撃され全滅します。村で待ち伏せにあったゲバラは傷つき、ついに渓谷でボリビア軍の大軍に追いつめられゲバラは捕らえられます。結局彼は射殺され、ヘリコプターで遺体が運ばれるのでした。
 前作と同じく美しい風景に魅了されます。前作では人相が悪かったゲバラもこの後半では見られる顔になっていました。エピソードに関しても前作よりはつながりが見られ、プロットとして機能していたように思います。ゲバラに興味のある方にはオススメかも。