山暮らしあれこれ

田舎にUターンして感じたことなど

はしまん?

2014-08-25 | 風習
高齢者クラブの方から昔の話を聞いたとき
「はしまん」という言葉が出た。

これは出雲弁であるが、
「はしま」という地域もある。

これは「箸」と「箸」の間、「箸間」のことで
「はしま」とか「はしまん」と言っている。

田仕事などをするときの間食のことである。
イモや煮しめなどを食べたようである。

昔はこういった間食を含めると
1日に6回食事をしていた。

朝食、こびる、昼食、はしまん、夕食、夜食である。
朝食と昼食の間は「こびる」と言うらしい。

「こびる」と「はしまん」の使い分けは、
聞いてもよくわからないようだ。

肉体労働なのでおなかがすいて
何か食べて休憩していたのだろう。

夜も遅くまで働いたから夜食も欲しくなるだろう。
現在は、午前10時、午後3時は「たばこ」(休憩)でお茶を飲む。

そのとき母などは何か食べないといけない。
これも昔からの間食の影響なのだろう。

夕食後もテレビを見ながらたお茶とかしたいようだ。
寝る前の間食は健康上もよくないことで止めている。

でも自分の部屋に行ってからは何か食べているようである。
まあ90歳でどこも悪くないから好きなようにすればよい。

一日が終わっての楽しみかもしれない。
ちなみに「はしまん」をお店の名前にしているところがある。

雲南市吉田町にある「山里かふぇ はしまん」である。
よく考えてつけられたシャレた名前である。

古民家カフェに興味のある方は一度行って見られたらいい。

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1 コメント

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Unknown (まめなか屋)
2014-08-25 17:40:02
「はしまん」は久しぶりに聞きました。子どものときよく手伝いをしていました。休憩を兼ねた「はしまん」は楽しみでした。「こびる」は初めて聞きました。
今は「はしまん」はしていませんが、昼寝をたっぷりと取ってゆったりと過ごしています。
まあ働きがよくないので「はしまん」がないとも言えますが・・・
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