地区内の一人暮らしの方から電話があった。
「えまんご、こらんね」(今頃、来ないね)と。
月2回、地区の新聞をつくって配っているが、
先月の下旬はネタもなく配らなかったからであろう。
渡したいものがあるから便があったら寄ってほしいとのこと。
さっそく翌日、出かけたついでにおじゃました。
すると、「ふとなぎしかないが、食べてごしだわ」と
新米を分けていただいた。
「ふとなぎ」? 初めて聞いた出雲弁である。
意味としては、「少しだけど」ということだろうが。
田んぼは人に頼んでつくっておられる。
そんなにたくさんあるわけではないのにありがたい。
こちらから何かあげて、そのつけぞめならわかるが、
そうでもないのに…それを聞いた母も「どげしたことか」と驚いていた。
地区のお世話をしている中で、こうした心づかいをしていただくと、
いい感じで受け入れられているのかなとうれしくなった。
ちなみに、「ふとなぎ」とは、「一握り」のことで、
稲を手で計る単位のことであった。
「ふたなぎ」(二た握り)が一把(わ)だったと、
経験のある母が教えてくれた。
「えまんご、こらんね」(今頃、来ないね)と。
月2回、地区の新聞をつくって配っているが、
先月の下旬はネタもなく配らなかったからであろう。
渡したいものがあるから便があったら寄ってほしいとのこと。
さっそく翌日、出かけたついでにおじゃました。
すると、「ふとなぎしかないが、食べてごしだわ」と
新米を分けていただいた。
「ふとなぎ」? 初めて聞いた出雲弁である。
意味としては、「少しだけど」ということだろうが。
田んぼは人に頼んでつくっておられる。
そんなにたくさんあるわけではないのにありがたい。
こちらから何かあげて、そのつけぞめならわかるが、
そうでもないのに…それを聞いた母も「どげしたことか」と驚いていた。
地区のお世話をしている中で、こうした心づかいをしていただくと、
いい感じで受け入れられているのかなとうれしくなった。
ちなみに、「ふとなぎ」とは、「一握り」のことで、
稲を手で計る単位のことであった。
「ふたなぎ」(二た握り)が一把(わ)だったと、
経験のある母が教えてくれた。
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