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山暮らしあれこれ

田舎にUターンして感じたことなど

避難訓練対象地区に

2014-08-30 | 地域活性化
9月に地域の一斉防災訓練が行われることになった。
8月の災害対策委員会で実施要領が検討された。

豪雨による土砂災害が発生し、交通通信が遮断され、
集落の孤立等を被害想定したものとなった。

避難訓練は一部の地区を指定して行われる。
その対象地区が幸か不幸かわが地区が候補となった。

わが地区は山間部で土砂崩れの危険が高く、
孤立する可能性が非常に高いことが選ばれた理由のようだ。

先般広島市北部で大規模な土砂災害があり、
わが地区のみなさんも危機感が高まっているだろう。

わが地区も昭和39年に豪雨災害があってちょうど50年である。
いい機会なので連絡体制や避難方法の確認ができてよい。

8月の常会でその対応を議題とする予定であったが、
どのようにするのかどんな準備をするのか不明な点があった。

そんな心配をしていたら、当日災害対策委員会の方が
防災訓練のシナリオ(自治会版)をつくって説明に来られた。

事務局だけかと思ったら、災害対策委員長、同副委員長も
わざわざ公民館まで出向いてくださり恐縮した。

約1時間かけて説明と質疑応答がありみなさんの了解もすんなり得られた。
この地区は避難勧告があってからの避難はかえって危険である。

今回の訓練は、土砂災害危険度情報レベル1(3時間以内に基準値超過を予想)
に合わせ避難準備情報が発表された段階で自主避難を呼びかける予定である。

レベル2で避難勧告が発令される頃には避難が終るようにする予定である。
せっかくの機会なので非常持出品や備蓄品を確認(準備かな?)したらいい。

親子のおもてなし料理

2014-08-28 | 地域活性化
島根大学のゼミの夏休み合宿で
この地区にも来ていただけることとなった。

市の集落支援事業の対象地区となっていることから
地域活性化の取組状況もヒアリングしていただけることになった。

地域のことを知ってもらういい機会なので、
母親と姉に頼んで地元料理で昼食を食べてもらうことにした。

母親には塩漬けした山菜の煮しめと昔のおやつ、
姉には伝統料理のバラ寿司とお任せ創作料理である。

二人とも自分の出番だと快諾してくれた。
母は自分の活躍の出番ができて喜んでいた。

母はゼンマイ・ワラビだけではさみしいので、
知り合いに頼んでタケノコやキノコをもらってきてくれた。

これで伝統料理の一品である山菜煮しめができた。
昔のおやつは先日久しぶりにつくった「さとおち」にした。

姉の創作料理は何か楽しみであった。
地元の野菜を使ったものを数種類つくってくれた。

今回のサプライズはカボチャの茎の白和えだった。
私も初めて食べたがクセもなく美味しかった。

今回みなさんにとって珍しかったのは花オクラであった。
これはトロロアオイでオクラに似た花を咲かせるからそう呼ばれている。

花弁をサラダでや天ぷら、酢の物で食べる。
バラ寿司をこれで手巻きにして食べてもいい。



それから写真にはないがみそ汁がよかった。
みなさんこれは何だろうと思われた団子が入っていた。

それはカボチャとジャガイモをすりつぶしてつくっていた。
支援員さんにお姉さんは料理屋でもすればいいのにとお世辞もいただいた。

学生のみなさんには来訪直前にお話したのでどうかなと心配したが、
バラ寿司のおかわりもしていただくなどサプライズ効果はあったようだ。

昔ながらの伝統料理を継承していくためにも
みなさん元気なうちにレシピづくり頑張らなくてはと思った。

2014そうめん流し交流会

2014-08-26 | 地域活性化
今年もスポーツ少年団を招いて
そうめん流し交流会を開催した。

樋づくり名人がおられたが、
体調を崩し現在施設に入られている。

高齢化の影響がこういうところにも出てきた。
一応要領は教えてもらいカメラにも保存してある。

新米連中でつくるしかなかったが、他の行事もあったので、
今回は各家庭で作られた樋を利用することにした。

わが家の樋も出来は悪いが提供することになった。
準備ができたので高齢者クラブは先に食べることにした。



当日は曇ったり雨が降ったりの天候であった。
雨が降れば公民館の中で行うことにした。

ちょうどスポーツ少年団が来たときは雨が降ってきた。
仕方なく公民館の集会室で行うことにした。

みんな練習の後なのでおなかがすいていて
食べるわ食べるわ、その食べっぷりが気持ちいい。



今回は自治会長のアイデアで
インタビュー形式で選手の自己紹介が行われた。

名前と学年以外に希望ポジションと将来の夢などを
語ってもらい交流会らしい雰囲気が出てよかった。

また、無料で地元のお米(3kg)、野菜、花も
提供してもらい、特にお米は大好評であった。

自治会長が変わると新しいアイデアも出てよかった。

高齢者の出番

2014-08-22 | 地域活性化
大学生の地域調査で昔の生活文化など
たくさんの質問が事前に届いた。

若い者にはわからないことがたくさんあった。
これは当日聞かれても答えられない。

そこで高齢者クラブのみなさんに
公民館へ集まってもらうことにした。

急な話であったが10人集まっていただいた。
集落支援員さんや市役所の担当の方も参加いただいた。

高齢者はまさに「地域の図書館」である。
「あ~だった、こうだった」と昔話に花が咲いた。



現在この地区の生活文化をまとめつつある。
それに追加できる話もいろいろあってよかった。

ヤマモモ園の管理

2014-07-31 | 地域活性化
自治会で管理しているヤマモモ園がある。
ちなみにヤマモモは「町の木」である。

今ではいちじく栽培で知られており、
町の木は「いちじく」のイメージかもしれない。

選定理由についての記録をみると、
「ヤマモモはわが町の気候風土に適しており
特に海岸部の山野に多く自生している。
常緑樹で姿が美しくしっかりと大地に根づき、樹勢は強健である。
美しく豊かな自然に囲まれ、強くたくましい人づくり、町づくり
への願いと意欲を象徴する木として選定された。」
と記されている。

そういうこともあって自治会の事業として、
8年前にヤマモモとスモモの栽培に取り組んだ。

スモモは3年前から収穫できるようになったが、
ヤマモモはまだ収穫できていない状況である。

そういうこともあって、スモモに比べて
せん定もせずほったらかしとなっている。

高齢化が進み世話をする人も減り
草刈りにもみなさん力が入らない。

とはいっても借用している土地であり、
草刈りくらいはしておかなくてはいけない。

道路から見えるところで景観上も気になる。
そこで近くに住んでいることもあり少しずつ草刈りをした。

ボランティア精神旺盛な姉夫婦も手伝ってくれ
何とか2回目の除草が終った。

ヤマモモ園は背丈まで伸びたカヤが多かった。
せっかくなので耕作放棄地となっている隣地も少し刈った。

そこはセイタカアワダチソウが背丈以上もあり大変だった。





そろそろ来年くらいは実をつけてほしい。