自転車にまつわる四方山話(よもやまばなし)

自転車に関する気ままなブログです。

Kiyo Miyazawa キヨ ミヤザワ ロードレーサー その1

2011年02月09日 22時48分09秒 | 完成車


1990年3月に完成したキヨ ミヤザワのロードレーサーです。
この写真は、完成した当時のものです。

特徴は、カンパ Cレコードセットでデルタブレーキとラージフランジのハブです。
サドルのサンマルコ ロールス 白も目立つ特徴でしょうか。

数回に分けてこの自転車のエピソードを綴りたいと思います。
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Campagnolo Cレコード Wレバー その2

2011年02月06日 22時21分26秒 | パーツ
【ドップラー】





外見上は、フリクションと同じです。
しかし、構造が異なります。





フリクションが、環付きネジの締め込みよってレバーの動きを調整したの対し
ドップラーは中に動きを滑らかにする機構が組み込まれています。
軽いタッチでシフトアップができるのにレバーがトップ側に戻らない、という
ものです。
(分解をしたことがないので構造のことは分かりません。)
フリクションタイプですと環付きネジを強く締め込むとレバーの動きが渋くな
り、緩めると勝手にレバーが動いてトップ側に変速してしまうこともありました。

ドップラーは、かなり強く締め込んでも動きが渋くなることもなく、また戻り
が悪くなることもありません。

外見が同じなのにフリクションに比べ価格は非常に高く、当時は「何かの間違い?」と思うほどでしたが、扱いやすさはかなり良いものです。

このレバーは、今でも使っています。
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Campagnolo Cレコード Wレバー その1

2011年02月04日 22時55分05秒 | パーツ
クレセントで使用したエルゴパワー(デュアルコントロールレバー)以前の
カンパは、Wレバーでした。旧スーパーレコードからCレコードにモデル
チェンジし、色んな機構を取り入れストレスフリーとなる方法を探っていた
時期でもあると感じます。



CレコードシリーズでリリースされたWレバーです。
左:フリクションタイプ
中:インデックスタイプ(リリースレバー付き)
右:インデックスタイプ(後期)

同型のレバーでドップラーというのもありました。


ドップラー




どのタイプも同じ形状に見えますが、右側のレバー取付根本の仕組みが異な
ります。



【フリクション】







このタイプは、従来と同様、環付きネジの締め込みの強さによってレバーの
動きを調整させるものです。
構造は、いたってシンプル。カンパの伝統的なデザインが近代的になったと
いえるものです。
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廣崎製作所 クレセント ロードレーサー その19

2011年02月03日 22時24分14秒 | 完成車
クレセント ロードレーサーの最終回です。

「ハンドメイドバイシクルフェア2005」に展示されたことは以前に書きました。



これまでご紹介したように一見地味な外見に盛りだくさんの工作が施されたクレセント
ですが、バイシクルフェアではあまり目立つ存在ではなく、来場者の注目を沢山集めた
わけでもありませんでした。(残念~ん)







私にとってこのクレセントは、「宝物」です。
時代に左右されず、パーツの流行り廃りに惑わされず、オリジナルの状態を
できる限り守りつつ、乗り続けていきたいと思います。
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廣崎製作所 クレセント ロードレーサー その18

2011年02月02日 23時10分08秒 | 完成車
Cレコードについて。

チェンホイルは、エルゴパワーになる前からのデザインですが、BB小物は
このモデルからカートリッジになりました。
それまでの右側BBワン取付時の専用工具や左ワン調整の面倒さがなくなり
ただねじ込むだけの簡単取付になりました。


左側のワンです。



右側のワンです。


このBBは、左右ともほぼ同じ形状で右側も左側も両方から締め込むことが
できます。



右側もツバがなくどこまでもBBの中に入ってしまいます。もちろんそんな
ことはしませんが、位置が決まらずチェンラインが定まりません。
BBのフェイスに合わすように右側を決め、左側で締め込みました。

最初は、BBのネジ山に緩み止めが塗ってあり緩むこともなかったのですが
長年使用し、それなりにBBの掃除等を繰り返すうちに緩み止めも効かなく
なりました。一度、走行中にBBが緩んだことがあり、それ以来ロックタイ
トの低強度タイプをネジ山に塗るようにしました。
それ以降は、トラブルはありません。

これ以降のモデルでは、右側にツバが付き、カップ&コーンと同じ形状に
戻りました。




1995年モデルです。

トライ&エラーの繰り返しで完成度は高まっていくものですね。
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