自転車にまつわる四方山話(よもやまばなし)

自転車に関する気ままなブログです。

廣崎製作所 クレセント ロードレーサー その17

2011年02月01日 23時20分23秒 | 完成車
廣崎氏とは直接関係ないですが、パーツことを少し。

エルゴパワーの初期型です。







私は、この後、9S、10Sのエルゴを使用していますが、これらに比べると
レバーのアールは湾曲してしており前々モデルのレコードの流れを汲んでいます。
レバーはかなりしっかりした作りでブラケットも大ぶりです。
レバーの付け根付近には、シフトレバーの定位置を調整する小さなビスもあり
カンパの細やかな配慮を感じます。(この調整ビスは、この後は省かれました。)
大ぶりなブラケットですが、私には握りやすく今でも好みのレバーです。



縦型のカンパもこのモデルのひとつ前から横型となりました。
インデックス機構を取り入れるためには横型が不可欠だったようです。





スプロケットは、8S。
オリジナルはスチール歯でしたが、サードパーティのオマスというメーカーの
軽合(アルミ)歯に交換して使用していました。長年の使用で歯の摩耗も進み
現在はカンパ純正の軽合(アルミ)歯を使用しています。

当時はまだエクサドライブがなく歯先の形状も単純なものでした。





チェンは、「Rohloff」(ロホロフ)というメーカーのものが純正でした。
これは、カンパがまだチェンを製造していなかったからです。
現在、私は手入れが簡単なのでコネックス808を使用しています。


初めてエルゴを使った印象は、「悪魔の変速機だ!」と感じました。
こんなに簡単に、お手軽に、変速できるなんて楽すぎる!・・・と。
それまでの変速機は何だったんでしょうか。
今では、インデックス以外考えられなくなっています。

ただ、現在のものが「パシッ、パシッ」と変速するのに比べるとその動きは
「カシャ、カシャ」といった感じです。
歯の形状、歯と歯の間隔の違い、専用チェン等により飛躍的に改善したから
でしょう。

クレセントは、パーツと一体の自転車ですから主要パーツの変更は考えていま
せん。このスタイルのまま今後も大事に乗っていきたいと思います。
シフトフィーリングです。
コメント
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