自転車にまつわる四方山話(よもやまばなし)

自転車に関する気ままなブログです。

たまたま立ち寄ったレストランで

2015年02月15日 16時58分38秒 | その他
たまたま立ち寄ったレストラン。

店内に小物を飾るコレクションケースがありガラス細工を中心に多数陳列されていました。
「これだけ集めるのも大変なものだ」と感心しながら見ていると一番下の段には自転車の細工をしたものが並んでいます。



よく見ると手作り。
精算をする際に「写真撮らせていただいても良いですか?」と尋ねると、
「どうぞどうぞ。作った方から頂いたものですが、ブリキの缶でできているんです。」
「えー!」


(自分のカメラが写り込んでいました)

よく見ると細部まで作り込まれています。

「クルマもそうなんです。」



ボディの色は、缶のデザインによるもののようです。

こんな細工をする方。
お会いしたいものです。
かなり自転車に造詣のある方と察します。


たまたま立ち寄ったレストランは、富士吉田の「ぐり」さん。



お店の前の道路からは、富士山が真正面に見えます。
(写真は、富士山とは反対の方角)
上品な雰囲気の店内は家庭的でもありますが、料理は本格的で私はグラタン、愚妻はハンバーグを美味しく頂きました。

富士山ネタが続きましたが、近くで見る富士山はまた違って勇壮でした。



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寒波

2015年02月14日 22時27分03秒 | ライド
西高東低の気圧配置、それも強い寒波の影響で、強い北風に見舞われました。

往路は向かい風。
わずかな距離を進むのにも心が折れそうになります。
風にめげずに走ったご褒美は二つ。

一つは、乾いた空気と澄んだ空。



今日は、スチールの Kiyo Miyazawa です。

この冬、一番の富士山。








二つ目のご褒美は、帰路の追い風。

背中を押されるような勢いで、自力では到底及ばない速度を持続。
プロロードの世界では、この速度が平均速度?
普段の私にはとてもできません。

ああ、春が待ち遠しい。
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MICHELIN Dynamic CLASSIC

2015年02月11日 22時32分15秒 | パーツ
単身赴任中は、赴任先に持って行き近所のお使いに使って重宝していたプロムナード。
最近では、年に数回乗る程度。
自室(地下駐輪場)の一番奥に置いているため、ちょい乗りするのには出すのが面倒なのがいけません。



ベースは約40年前のナショナル サイクラーで、メルクスオレンジに塗り替えハンドルをフラットバーにしています。



タイヤは、単身赴任中に交換した Vittoria ZAFFIRO 23C ですが既に8年経過。
交換した当時は、フレームに合う色を選んだつもりでしたが、自転車全体のイメージからすると浮いた感じは拭えません。
それほど傷みはないもののそろそろ交換時期でもあり交換することにしました。

交換するなら「トラディショナルな雰囲気のあるサイドがベージュのタイヤを」と探していたところショップで見つけたのが、MICHELIN Dynamic CLASSIC



サイドがベージュのタイヤ(サイドのケーシングに着色していないもの)は、Vittoria等でもありますが高級グレードのみ。
ちょい乗りにはもったいないものです。
このタイヤは、非常にリーズナブルでデザインも気に入りました。
乗り心地は問わないので十分です。



パーツの年代ともマッチし、随分落ち着いた感じになりました。
今年は、ちょいちょい乗る機会を増やします。

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メンテナンス

2015年02月07日 23時06分02秒 | メンテナンス
「気持ちよく走れる」ことの大前提は、走る上で「ストレスを感じない」こと。
耳元の風切り音やホールが地面と接する音、かすかに聞こえるチェーンの音は、走っていることを音で実感し、心地良さを感じるものです。
しかし、思いもよらぬところからの音は、それが些細なものであっても気になって、楽しさも半減してしまいます。
その音は、どこからしているのか?何が原因なのか?
走りながら、どうすると音が発生するのか試して見たり、走ることより原因探しに一生懸命に・・・。
これでは楽しいわけがありません。

例えばこんな些細なことでも気になる音が・・・

トップチューブのブレーキインナーに取り付けたインナーケーブルガイド。



通常はこんな状態ですが



ゴムのOリングが外れてしまうと「カチカチ」と気になる音が



これぐらいの原因であれば、分かりやすくて対応も簡単です。


Titanio の話です。
(Titanio が悪いわけではありません)
ステアリング周りから変な音が時々するのです。



走っていている時には音がしません。
乗っていない時にステアリングを切る(回す)と「ジャリジャリジャリ」と。

大きく左右に切ると「ジャリジャリジャリ」。
ヘッド周辺からの『異音』です。

発生場所は、ヘッド小物のようにも感じます。
「ジャリジャリ」音は、ベアリングが割れているような音にも聞こえます。
しかし、乗っている時には音がしない。
不思議です。

とにかく、放っておいてよいハズはないので、原因究明と対策を講じることにしました。
(やれやれ・・・)

メンテスタンドに載せ前輪を外しステアリングを回すと「ジャリジャリジャリ」。
たまたまディレーラーのアウターに力が加わった時に「ジャリ」。
「オッツ!原因はこれか?」

異音の発生場所は、ディレーラーアウターとフレームのアウターカップでした。

バラして原因追求します。
するとこんな状況



アウター先端の樹脂が短くなり内部の鋼線がばらけて音がしているようでした。
何度もステアリング周りをいじったあげく、最後に取り付けたハンドルはアウターの取り回しが窮屈で、曲がった分樹脂が短くなったと考えられます。



先端を15mmほど切って切り口を整えました。
念のためにヘッドもバラして確認しておきます。



ヘッドに異常はありません。
もちろんベアリングの破損もありませんでした。



組み上げて確かめると異音はしません。
問題は解決しました。
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Cyclus Tools エンド平行修正工具

2015年02月02日 21時06分03秒 | 工具
昔々、Campagnolo は自社パーツの性能を発揮するために、取り付ける側(フレーム)の精度も要求し、その仕上げを行うための専用工具を用意していました。



いわゆる「大工具セット」です。
木箱に入った正にプロ用の専用工具。
当時、高級輸入ロードバイクと同じぐらいの価格で、とても手の届くものではありませんでした。
一度は手にしたい工具セットでしたが、スチールフレームの衰退によって生産も終了したようで、今では時折オークションで見かけるくらい。
それもビックリするぐらいの価格です。

フレームを仕上げる工具としては、フランスの「VAR」やアメリカの「Park Tool」などもあります。
いずれも、使用するのがプロ(ショップ)ということもあり、耐久性も高い分、価格も高く趣味で持つものとしては躊躇するものです。


フレーム専用工具で以前から欲しいと思っていたのが、フレームエンドの平行を確認・修正する「エンド平行修正工具」です。
滅多に使うことはないのですが、複数台保有している中でエンドの平行度を確かめたいと思う時があり、その都度ショップに頼むのも面倒くさいもので、自分で保有しておきたかったのです。

正月休みにWebでいろいろ調べていると、比較的リーズナブルな専用工具を見つけました。
それがこちら ↓





Cyclus Tools
ドイツのメーカーのようです。
比較的最近のメーカーですが、フレーム仕上げに必要な工具をほぼ取り揃えています。
あまりショップで見かけることはありません。
専用工具なので売れる数も限られているからでしょうか。



この工具の構成は、シャフト(柄の部分)とヘッドの間にはさんだ厚みの異なる数枚のスペーサーです。



使用方法は、エンドの幅に合わせてスペーサーを入れ替え、左右のエンドにそれぞれ挟んでセンターのすき間で確かめるというものです。



DeRosa Planet のエンドを確かめてみました。



バッチリ平行は保たれていました。
もし、平行が保たれていなければ、長い柄の先端を握ってヘッド部分が平行になるよう捻って調整を行います。

Cyclus Tool の工具は使ってみて、精度、耐久性、扱いやすさ共にかなり高いレベルと感じます。




さて、カンパの工具セットの時代では、エンド幅が、100mm、120mm、126mm の3種類程度でした。
今では、更に 130mm に 135mm まで。
スペーサーの種類も増えています。




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