自転車にまつわる四方山話(よもやまばなし)

自転車に関する気ままなブログです。

外池の自転車

2017年08月20日 22時15分35秒 | Shop
少し前に BLUE BOTTLE COFFEE で話題となった清澄白河。
松尾芭蕉が「奥の細道」に旅立ったのもこの場所のようです。
その清澄白河で珍しい看板を見かけました。



お店の名前は「河井サイクル」さん。
現役の自転車屋さんのようですが、その店名の上にあるのが「外池の自転車」の文字。



これまで聞いたことの無い名前でした。
ネット検索してみると、60年ほど前の自転車メーカーだとか。
「エスラー号」の名称で実用車を製造していたとのことです。
古い実用車を調べている方もいらっしゃることを知りました。
(興味のある方は検索してみて下さい)

まだまだ知らない世界があるようです。
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サイクルショップ ササジマ その2

2016年11月15日 23時07分29秒 | Shop
レストアされたフレームが整備スタンドに載せられていました。
かなり古い年式フレームですが、塗装もピカピカ、デカールもピカピカ。
「塗り替えたんですか?」と尋ねると、
「塗り替えだけではなくて、フレームのエンドも差し替えてカンパのパリルーベ用にしたんです。
デカールも作り替えてます。最近は、修理の依頼も多くてね。ビンテージのブームみたいで・・・」

ご主人から、最近のレストア事例を伺うことができました。
言い過ぎかもしれませんが、正に「なんでもできる(直せる)」?のかもしれません。
話は、変速機 カンパのパリルーベに。
私が、扱い方を尋ねるとショーケースに入っていた「パリルーベ」を取り出して丁寧に説明して下さいました。
実は、1本ロッドのパリルーベと2本ロッドのキャンビオコルサの違いを知りませんでした。
1本のロッドでなぜ2つの動きができるのか?長年の疑問がようやく解けたのです。
親切に解説してして頂いたご主人に感謝いたします。
と同時に、やっぱりカンパニョーロは凄かった・・・。

そんなお話をしていると、常連のお客様が自転車を店内に持ち込まれました。
これがまた、カンパの2本ロッドのキャンビオコルサ装着の「OLMO」です。
これもご主人がレストアされた自転車だそうです。
今どき、ロッド式の変速機にこんなに出会うとは思いもよりませんでした。



店内には、こんなロードもありました。



恐らく1970年代前半のコルナゴです。
塗装もオリジナルのまま。
チェーンリングの歯もほとんど減っていない極上のコンディション。
これもお客様の預かり品だとか。
中学生の頃憧れだった自転車が、こんな形で目前にあるなんて、タイムスリップしたような不思議な感じでした。

お店を失礼する際、「どこからですか?」と尋ねられたのでお答えすると「ああ、私はその近くの高校でした」と。
ご主人は、なんと私と同窓、高校の先輩でした。


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サイクルショップ ササジマ

2016年11月14日 22時14分21秒 | Shop
先週は例年になく寒い日が続き、そのせいか風邪までひいてしまい自転車に乗れるどころではありませんでした。
一転して今週末は好天でポカポカ陽気。
日中の気温が20℃まで上がるという予報です。
こういった気候は自転車ウェアに悩みます。
気温だけみると半袖ジャージにアームカバーでもいけそうなのですが、そうは言っても11月。
風は冷たく日が陰ると気温も下がります。
迷ったあげく長袖ジャージに薄手のタイツを選びました。
走り始めは、防風・保温もちょうど良く快適でしたが、20分も走ると背中に汗が・・・。
フロントファスナーを開け、冷気を入れて調整しながら走ることになりました。



街路樹は紅葉しているものの色鮮やかではなく、ちょっと残念な感じ。
夏から秋にかけての天候不順のためでしょうか。
それでも葉が散ってしまっているわけではないので、これが最後の見ごろかもしれません。

今日は、少し寄り道をすることにしました。
行先は、東村山の「サイクルショップ ササジマ」さん。



先日の関戸橋フリーマーケットで「PerGITA」ブランドのフレームを見かけたことからショップのホームページを閲覧し、興味を持ったからです。
興味を持ったのは、ショップオリジナルの工具。
「PerGITA」を製作している「サイクルショップ ササジマ」さんは、私が自転車に興味を持ち始めた頃(40年ほど前)から「サイクルスポーツ」に広告をだされておりずっと気にはなっていたもののお伺いしたことがありませんでした。
ホームページによりますと創業は昭和3年とか。
私の父親が生まれた頃から営業されている老舗です。



お店のウィンドウにはクラシックパーツが並べてありいかにも老舗といった雰囲気を醸し出しています。
ご主人にHPで拝見したオリジナル工具の話をすると現在在庫はないとのこと。
でも、そのアイデアは教えて頂きました。
「自分ででもできますよ」と。

お店の中にあった自転車は、オリジナルブランドのPerGITAに、たまたま見ることが出来たのかお客さんからの修理依頼車や預かり品。
ビンテージものの自転車が、何台も並んでいました。
コメント (2)
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シクロオオイシ ラヴニール

2016年07月25日 22時49分29秒 | Shop
黒部ダムが完成して今年50年になるそうです。
そんなことは全く知らず旅行の計画を立て始め、行くなら信州がいいなあと軽い気持ちで目的地を決めたのが黒部ダムでした。

黒部ダムには、以前も訪れたことがあります。
ただその時は立山黒部アルペンルートのツアーだったため次のケーブルカーの乗り継ぎに急がねばならず、ダムでの滞在時間は短く、さらに5月であったため観光放水もありませんでした。
ダムのスケールを官能することはできませんでした。
今回は、ゆっくり楽しむことが目的。
存分にスケールを楽しむつもりでした。

自宅からは中央高速道、長野自動車道と乗り継ぎ約300Km。
泊りででかけるドライブにはほど良い距離です。

昼過ぎに扇沢に到着。
車を止めてそこからはトロリーバスでダムまで移動です。
ダムを建設するために掘削されたトンネルの中を15分ほど進むとダムに到着。



ポスターや写真でよく見かけるあの風景が眼下に広がります。
かすかに見える人の大きさと比べてもその大きさがよく分かります。
本当にデカい!
スケールに圧倒されます。
50周年ということもあって、建設時の苦難の様子が特別展示されていました。

黒部ダムのすごさは、そのスケールもさることながら立山連峰の山奥く深いところに建設したということです。
山岳登山で訪れる山奥に巨大構造物を作るということがどれだけ大変だったか。
観光地ではありますが、高度成長期のパワーも感じ取ることができます。
機会があれば是非訪れてみてはいかがでしょうか。

翌日の予定は全くの白紙。
大町から安曇野に移動し「道の駅」に立ち寄り地元の農産物などを買い込み時間を気にせず雄大な景色を楽しみました。

昼食をとりながらふと安曇野でショップを開いた大石さんのことを思い出しました。
確か安曇野だったと・・・。
スマホで検索するとありました「シクロ オオイシ ラヴニール」
時間もあり家内の了解も得られたので立ち寄ってみることに。
またとないチャンス。
ナビに住所を入力し案内通り進みますが、住所を間違って入力したのではないかと止まって確認したほどの農道?です。
最後に一般道からショップに向かう曲がり角も「本当?」と思うような路地。
到着しました。
でも、こんな場所でサイクルショップって・・・。



ショップには「Close」の札。
営業時間は、13:00~
この時ちょうど13時。
すると扉が開き大石さんが店から出てきました。

最近の大石さんネタと言えば、自転車雑誌の企画で「最速店長」を決めるレースで2度優勝していることでしょうか。
大石さんは、私と同年代。
亡くなられた森幸春さんが、日本のロードレース黎明期のリーダーとすれば、高橋松吉さんが続き三浦恭資さん、大石さんが黄金期を築いたと思っています。

私のような、これまでろくにトレーニングもしてこなかったものが、ロードバイクの魅力を語るのはおこがましいことですが少しだけお話を伺うことができました。

大石さんがこの場所を選んだのは自転車に乗る環境としては最高だからとのこと。
確かに信号が少なく適度なアップダウンがあり景色は雄大な立山連峰を望むことができます。
海外でトレーニングした環境にも似ているそうです。

店の前にとめてあった2台のロードバイク。



1台は、ナカガワのクロモリ。
もう一台は、この日トレーニングで乗ってきたバイクでパイプの太さからアルミと思いきやこちらもクロモリだそう。
ルックのカーボンとその日の気分で乗り分けていると話されていました。
相当な距離を乗る大石さんもクロモリ愛好者なのに少し驚きました。

記念に写真を撮らせて頂きました。




安曇野の雄大な景色です。
次回は、ロードバイクで走ります。
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「FRESH & FLY TOKYO」

2014年12月06日 23時04分54秒 | Shop
「FRESH & FLY TOKYO」



都営新宿線 岩本町駅から徒歩数分のところにあるショップです。
あまり目立たない外観で、ぱっと見、自転車を扱っていると気づきません。(失礼!)

ところが、入ってみるとロードを中心にマニアックなバイクが陳列されています。
特に目を引くのが、「PASSONI」のチタンロード。

このショップの地下は、「PASSONI POINT TOKYO」というPASSONIのショールームにもなっています。



なかなか見ることのできない「PASSONI」の実車が、ここでは各モデル取り揃えられています。
昨今、100万円を超える高額バイクも珍しくなくなりましたが、「PASSONI」は別格。
Campagnolo Super Record 仕様で200万円!も。

PASSONIのフレーム素材も手に取ることができ、PASSONIのポリシーがひしひしと伝わるショップ。
「チタン」好きな方は、是非チェックしてみて下さい。
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