自転車にまつわる四方山話(よもやまばなし)

自転車に関する気ままなブログです。

BROOkS バーテープ

2014年09月26日 22時36分31秒 | メンテナンス
Crescent のバーテープは、革製。



ショップの「ディスカウント品」で購入したですが、物としては良くできたもので気にって使っていました。
汗や雨で傷みが激しいロードバイクのバーテープに革製はどうなの?と言われそうですが、所詮、趣味の世界。
そんなに「激しく」乗るわけでもないので、革の「風合い」を楽しんでいます。

革のバーテープは、DeRosa Planet にも使っていてこちらは過去のブログをご覧下さい。



Crescent のバーテープは、長期間の使用で傷みも進んでいたので交換を考えていました。
できれば「革製」と探していました。
今時、革製のバーテープを使う人はかなりの少数派。
当然、製造メーカーも少なく色の種類限られます。
入手しやすのは、san marco とBROOKS、それにフジトシぐらいでしょうか。
san marcoは、比較的リーズナブルですが、色は基本色のみ。
BROOKSは、高いのですが色のバリエーションは豊富。
フジトシは、黒と茶。
その中で、紺色フレームの Crescent に何色のバーテープを合わせるか?
悩みどころです。

無難な色は、白や黒。
白は、Planetでも使っているので同じものはちょっと・・・。
黒は、汚れも目立たず良いのは分かっているのですが、地味すぎ。
目立つところでは、イエローもありでしょうか?(いや、それは無いな。)
ブルー系の明るい感じで、ターコイズは?(うーん)

結局、フレームの色に合わせることにして紺を選択。
紺色のバーテープで良い色だと思ったのがBROOKSでした。
ところが、一番高い!(san marco の倍ぐらい)



パッケージの中に入っているのは、バーテープとブラケット用にカットされたもの、そしてバーエンド。


バーエンドは、木にBROOKSの焼き印入り。エンド挿入部はコルクです。



バーテープのエンド部分は、斜めにカットされていてBROOKSの刻印が入っています。

BROOKSのバーテープは比較的幅があり、厚みもあります。また繋ぎ目が無く一枚の革でできているようです。
サンマルコは、途中で何ヶ所か革を繋いでいるところがありました。
過去ブログの「凜靴」のバーテープでも書きましたが、一枚にすると牛革の背中の長いところを使わなければならず、あまり本数が取れないとか。

価格の差は、こういったところにあるのでしょうか。



交換したバーテープ。



エンド部のBROOKS 刻印。
握った感じは、革のぬくもりがなかなか良い感じです。
革の厚みがある分太いのですが、最近の太いバーと比べると違和感はありません。



全体を見てみると色は無難ですが、おとなしい感じに仕上がりました。
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会津 喜多方

2014年09月21日 22時26分56秒 | 旅行
約30年ぶりに喜多方の街を訪れました。
当時、「喜多方ラーメン」の存在を知らず、『蔵の町』を観光しただけでした。
後年、喜多方の名物がラーメンであることを知って後悔し、いつか再び訪れ食べる機会を望んでいました。

会津旅行でまず向かったのは喜多方。
そして第一目的地は、ラーメン店。
人気のラーメン店は、行列ができる! との情報から昼前には着いておかなければ。



そして、選んだのは「坂内食堂」
都内にも姉妹店があり昼時は並ぶ店ですが、やはり本場で食べてみたかったのです。
店は、喜多方市役所の裏手?にあり人が並んでいなければ普通の住宅地。



店内は、昼少し前とあってすぐに座ることができました。
注文してできるまでの間にちょうど昼時をむかえ、前後してお客さんが途切れることなく入店してきます。
市役所の職員と思しき人や明らかに観光の人。
注文する様子で常連かどうかがすぐに分かります。



注文の肉そばができました。
大満足の味!

そして30年前を思い出しながら蔵の街を散策。
立派なレンガ造りの蔵で醤油を販売している「若喜商店」にあった「キリンビール」の看板。



文字は金箔だそう。看板一つにも歴史を感じます。
この辺りは以前は歩かなかったエリアです。

蔵が密集するもう一つのエリアに途中で買い物をしながら移動。





街並みは記憶にあるのですが、随分昔の印象と違っていいます。
「こんな街だったかな?」
今から思えばたいしたものではないのですが、当時はかなり思い切って買った「うるし盆」の店も見当たらず。

少し歩いた先の店で休憩を兼ねてお土産物の物色。
お店の方との会話の中で以前との印象の違いを伝えると、震災以降観光客が全く来なくなったこと、店の経営者も高齢化し廃業するする人が増えたこと、蔵の街のメインが移ってしまったこと等話されました。
震災の影響も含め30年という時間の経過は大きかったようです。

店の入り口脇にレトロ感演出の展示用でしょうか、郵便配達用の赤い自転車がありました。



性分です。写真をパチリ。
サドルは、革。



更に近づいて写真を撮っていました。



自宅に帰り写真の整理をしていて気付きました。
フレームに書かれていたのは「ツノダ自転車株式会社製 昭和60年9月製」。
約30年前に訪れたのは、正に昭和60年8月。
この自転車は、タイムスリップしてこの時代、この場所に現れたモノだったのかもしれません。

30年前、何をしていましたか?

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GIOS Vintage その5

2014年09月07日 16時53分11秒 | 完成車
自転車を手にすると次の要求は、「一緒に連れて行け!」と。
自分で自由に乗りたいから買ったんじゃないの?

「私の自由な時間を邪魔しないで」と思いつつ、仕方なく?連れて行くことにしました。

一緒に乗るのに選んだバイクは、スチールのKiyo Miyazawa。



並んで走るのにテイストの違いすぎるバイクはいかがなものかと同じスチールを選択。
2台並べると雰囲気の違いは良く出ています。
タイヤの違いが、印象の違いを際立たせているのでしょうか。

自転車は誰でも乗れる乗り物で、普段乗っているモノですが、ロードバイクとなるとそれなりにスピードも出せれば距離も走れることになります。
最初にルールを守って安全に乗ることを教えることは義務とも考えました。

ポジションさえしっかりできていれば、乗ることは難しくありません。
しかし車道の端をそこそこスピードを出して走るとなると緊張もします。
まずは、慣れることが大切です。

このバイクで唯一の初心者仕様が、ペダル。



今はシューズ固定のできないフラットペダル「三ヶ島 プロムナード」をつけています。
手持ちのペダルで、トウクリップ・ストラップもつけていません。
固定のできるペダルもシューズも手持ちであるのですが、乗り慣れていないのに止まってスタートする度に、ペダルを拾うことに気を遣わせることが怖かったからです。
まず乗り慣れることから。(ちょっと親バカですが)
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GIOS Vintage その4(Deda Mulex)

2014年09月06日 22時26分18秒 | 完成車
乗る上で一番重要なのが、ポジションニング。
そのためには、ステアリングまわりを少し触らなければなりません。

先ず手をつけたのが、ステム。



110mmのステムは長すぎ。
これを短いモノに交換するするのですが、条件は 1インチ スレッドでクランプは26mm。
できれば、クランプ解放のモノが手間が省けてなお可。

手持ちのステムを流用することも考えたのですが、長いのもばかり。
100mmでは、日東パールの非常に古いものがあったのですが、「さすがに古くてダメでしょう」ということで採用せず。
新しいモノにすることにしました。
1インチ スレッドのステムを選ぶのも久しぶりです。
ロングセラーのモデルも良いのですが、全体のパーツ構成と比べると少し高め。
「パーツカタログ」で物色し候補に上げたのが、『Deda Mulex』
数少ないクランプ解放タイプで価格も手ごろ。
オリジナルのステムと似たデザインでもあり、またアルマイトの仕上げがバーとも似ています。

購入。

これは、私の勝手な行動なので愚息に奢ってやることにします。



長さは、100mm。
Mulex のサイズは、80 100 120 の3種のみ。
80mmでは、ちょっと短すぎ。
100mmでは、オリジナルの110mmとどれほど違うか不安でしたが、比べてみると15mm程は短くなります。



アルマイトはかなり丈夫そう。仕上げも綺麗です。



上から見たところ。



クランプは、裏側2本のボルトで解放できます。
細かい話ですが、2本のボルトは長さが異なります。


クランプ解放タイプなので交換は簡単。
ブレーキブラケットの位置も少し修正し、バーテープも白に交換して終了。
バーテープは、随分前に買い置きしていたもの。





バイクの全体。



だいぶ雰囲気が変わりました。



Beforeです。

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Newcomer (新参者) GIOS Vintage VELOCE その3

2014年09月02日 22時17分24秒 | 完成車
持ち帰った GIOS Vintage VELOCE 。
改めてよく見てみることに・・・。

まずは、ベースとなるフレーム。



「SPECIAL CR-MO TUBING FOR GIOS」とステッカーが貼ってあります。
愚息念願のスチール(クロモリ)の証。

このフレームは、ラグレス。
接合部の状況は、こんな感じ。



この価格帯で無理にラグドフレームにするとその仕上げに「がっかり」ということにもなりかねません。
そこそこの仕上げのラグレスで十分だと思います。

リアのブレーキブリッジ。



気の利いたブリッジを使っています。

エンドは、ストレートドロップ(通称:ストドロ)。



このエンドは、オーダーロードにもよく使われているもの。
パイプを差し込みむタイプでオーソドックス。
決して安っぽくはありません。

ヘッド回り。



まずまずのラグレス仕上げ。
トップチューブには、ブレーキアウターのトンネルが3ヶ所溶接。
この辺も「Vintage」の名称にこだわったクラシカルな雰囲気。

ヘッドマークは、バッジタイプ。



ステッカーではなくバッジというところが渋い。

フロントフォークは、全体が綺麗なメッキでストレートではなくベントタイプ。



曲げ方に注文をつければきりがありませんが、「く」の字に曲げられたフォークと比べれば、合格点。
価格を考えると十分でしょうか。

クラウンとフォークの接合部は、かなり滑らか。





クラウンにフォークを差し込んで溶接しているとしたらかなりの出来。
クラウンの剣先の薄さは、近年の技術の進歩?
それとも一体のモノ?

トップチューブのサインは、Alfredo Gios ?



フレームの制作は、「世界の自転車工場」台湾のようですが、コストパフォーマンスに優れていると思います。


さてパーツ構成です。
シルバーアルマイト仕上げの Campagnolo VELOCE がメインパーツです。
ブラックアルマイト全盛の現在では、シルバーアルマイト仕上げは数少なく、クラシカルな雰囲気も演出しています。

チェーンホイール 50×34 のコンパクト



刃先の減りも汚れもほとんどありません。



ついでにスプロケットも。



こちらも同様。ロー側は、ほとんど使われていない?
前所有者は、あまり乗っていないようです。

ディレーラー





エルゴレバー



左のレバーに少し削れた痕があります。
立てかけた時に壁で擦ったような痕です。

ブレーキアーチももちろん VELOCE





ケーブル関係もカンパ純正



ケーブルやエルゴのパッドは、グレード関係なしですから交換時に純正にこだわるとかなり高額。
その時、どうしますかね。

ステアリングまわり



ハンドルバーには、GIOS のロゴがプリントされています。
バーテープはDEDAですが、これはオリジナルではなく前所有者が交換したと思われます。



ステムは、110mm
これは、愚息には長すぎました。
DEDAに似ていますが、DEDAではありません。
RAS-05 というモノらしいのですが、完成車に使われているのを見かけるぐらいで単品で見ることはありません。
クランプ部が解放できるので、ステム交換には便利そうです。

ホイール
ハブは、NOVATEC 32H



リムは、ALEX R400



タイヤは、Panaracer RACE D EVO2



タイヤもオリジナルではなく、良いものを履いています。
オリジナルは、Panaracer PACERA

サドルは、Selle Itaria GIOS のネーム入り
ピラーにもネーム。



ペダルは、手元にあったあり合わせです。
もうちょっと・・・という点もいくつかあります。
それは、今後少しずつ変更していきましょう。
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