自転車にまつわる四方山話(よもやまばなし)

自転車に関する気ままなブログです。

フリーマーケット 京王閣 2013年 春 (その2)

2013年04月21日 14時59分21秒 | その他
フリーマーケットのもう一つの楽しみが、来場されている方の自転車を拝見すること。
こういったイベントに集まる方々は、凝った自転車に乗っている方も多いように思います。
ただ駐輪場と会場が離れているので盗難も気になるところ。
会場内に自転車が停められれば、もっと安心していられるのでしょうが。

私が、おっ!と思った自転車を掲載させて頂きます。
(勝手に写真を撮らせて頂いて申し訳ございません。)


RALEIGH(ラーレー)のロード
コンチネンタルカットのラグに金の縁取り。
オールドカンパにGBのステアリング。木リム!


SANNOW(山王)のクラブモデル?
サンツアーのディレーラーに杉野MASYコッタードのクランク(私も所有しています)。
ハブはウイングナット止め。


TOEI(東叡)の3台。
グループで停めていた方の自転車。3台とも東叡。
それぞれがこだわりの愛車とお見受けしました。


AMANDAとPegasusのフラットバー。
パスハンターでしょか?
タイヤの太さとチェンホイルのインナーに注目です。
また、ステアリング回り、ケーブルの処理も用途を物語っているようです。


Kiyo Miyazawa、TOEI、Futaba
「走り」に拘り持ったKiyoとFutaba。ビンテージ、東叡。



Old Cinelli
渋い!そしてきれい!!


こちらも、TOEI


TOEIのロード


HIROSE(サイクルストアー広瀬)の2台
存在感のあるHIROSE製のランドナー。
ステアリングや構成パーツに走りとポジションへの拘りが感じられます。


若草色のTOEI
最近完成されたのでしょうか。
ピッカピッカの東叡。オールドパーツでも新品です。


Tommasini、ロード。
コロンバスのMAX パイプを使ったフレームです。

ヘッドチューブに向かってトップチューブとダウンチューブがラッパのように太くなっていくパイプをラグで接続。ラグにはメッキ。凝った作りのイタリアンロードです。


レオパードのミキスト。
フレンド商会のオリジナルブランド。


RomanoとCHERUBIM
Romano、初めて拝見したブランドです。カンパ Cレコの初期モデルで組まれています。
奥のケルビムは、カンパのバレンチノの前後ディレーラーを装備。クランクはマイティコンペでリングはカンパですね。



最後は、こちら。
ANZEN CYCLE
ジュニア フラッシャー時代(40年ほど前)の自転車でしょうか?
フロントダブルでトップチューブのWレバーがすごいです。



かく言う私。
今回、会場まで乗っていったのはこの自転車。
「Cinelli Super Course」


Holksのホイールは間に合いませんでした・・・。
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フリーマーケット 京王閣 2013年 春 (その1)

2013年04月18日 21時44分06秒 | その他
4月も下旬だというのに真冬のように寒く、天気もどんよりとした生憎の天気です。
昨年の秋に続き、今回も「京王閣 競輪場」を借りて開催されたフリーマーケットに出かけてみました。

長年、関戸橋の高架下で自然発生的に開催されたフリーマーケットが、場所を移して開催されるようになって2回目です。
昨年秋、初めての開催で20ブース出店だったのが、今回は40ブースだとか。
出店店数の増加からか、開催の浸透があってなのか集まったマニア数は明らかに増加。
10時を少し過ぎた時間ですでに会場はこんな状況。



全体がどうなっているのかよくわかりません。

各ブース(区画)の商品がよく見えないほどに人だかりが・・・。



ブースの回りに幾重にも人。探すのも必死。


著名?な方の出店ブースものぞいてみました。

浅麓堂 中堀氏のお店


ネットでビンテージパーツを扱っている exbicycle(エクスバイシクル)さん


手作り帽子を扱っている方


和歌山から・・・


ガードをたくさん出品されていた方


その他・・・





会場が競輪場なのでモニターにレース結果が表示されているのですが、誰も気にしていませんね。



会場に着いて見始めた時は、ワクワクした気持ちでブースをのぞきパーツを眺めていたのですが、熱も冷め冷静になると「世の中にはこんなにビンテージパーツがあって、その気になればいつでも手に入れることができるのでは?」と・・・。
それほど多種多様、各年代の大小パーツが揃っています。
私自身も少なからずパーツを持っているのでそんな気になったのかもしれません。

でも、こんなイベント良いですね。
次回は、秋。是非、お願いしたいです。
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ホイールメンテナンス その3

2013年04月17日 00時29分06秒 | メンテナンス
ホイールを組む前にハブのオーバーホールを行います。

改めて Hi-Lo ハブの写真


非常に細かい話ですが、購入時、このハブのロックナット寸法は、125mm でした。
カンパ カタログにも6段のロックナット寸法は、125mmと表示されています。
そこで、フリー側に1mmのスペーサーを入れて126mmに調整をしています。


ハブのオーバーホールをすのも久しぶり。
まず分解する前に準備したもの。



ハブ スパナとグリス。
ハブ スパナは、パークツールの 13×14 を2枚。
カンパのハブは、リアのロックナットが14mm、フロントが13mmです。
調整には2枚のスパナが必要です。


まず、ロックナット緩めてシャフトを抜きます。



グリスは、粘度を保っていました。
このグリスは、確か フィニッシュライン。

ボールベアリングを取り出します。



片側9個。
なくさないようにトレイの中で作業をします。

ハブのカップの中のグリスをきれいに取り除いたところ。



ダストキャップの裏側に古いグリスが残りがちですが、工夫をして取り除きます。
ダストキャップを外してしまう方法もありますが、組み付け時にダストキャップが上手くはまらなかったり、キャップをヘコましてしまうことがあるので(過去ヘコましたことがあるので・・・)、ここはウエスで取り除くことにしました。

ベアリングのグリスもきれいにしたところ。



新しいグリスを充填しベアリングを戻します。



グリスはカンパ。(現在のカンパグリスは、サラッとした感じです。)

シャフトを挿入し、玉当たりを調整。
仕上げにピカールでボディを磨いて完了。






ホイール組の準備ができました。


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ホイールメンテナンス その2

2013年04月08日 22時25分01秒 | メンテナンス
ハトメ部分にヒビが入っていたホルクスのリア ホール。

このホイールは、軽量リム「MAVIC OR-7」32Hを15番スポークで組んだものです。
ハブは、Campagnolo Record のHi-Lo です。
リア ホイールは 「MAVIC OR-7」ですが、フロントは 「Super Champion MEDAILLE D OR」(「メタドール」と呼んでいました)で、どちらもかなりの軽量リムです。


〈リア ホール〉


〈フロント ホイール〉


前後メタドールで組んでいたのですが、リアホイールを潰してしまい代用で OR-7 を使用していました。
今回もリアを潰してしまったことになります。

Holksを組み上げた1980年当時は、ゴールドアルマイトのリムが流行った時代でDeRosaの完成車にも使われていました。

Holks完成の当初は、MAVIC OR-10(一本 340g前後) を使っていたのですが、だんだん軽量リムに手を出だすようになり、いつしか300gを切るようなリムを常用していたのです。

普段乗るロードが、MAVICのSSCやリフレクッスといった強度が十分なリムを使用したホイールで、多少ラフに扱ってもビクともしないため、たまに乗るHolksの軽量ホイールも邪険に扱うことがあったようです。
時折、振れが出るとニップルを締めて調整をしていました。

ハトメのヒビは、気がつかないうちにスポークテンションを上げてしまっていたことが原因のようです。


以前、潰してしまったOR-7のカット。



肉厚は非常に薄く、近年のリムとは明らかに材質が異なります。


リアホイールを組み直さなければ・・・
フリーマケットに間に合うのかなぁ。
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ホイールメンテナンス その1

2013年04月07日 22時42分54秒 | メンテナンス
関戸橋から京王閣に会場を移したフリーマーケットが、4月20日(土)に開催されます。
今回は、前回の倍の出店で40店舗だそうです。
フリマに出品されるパーツや自転車ももちろん楽しみですが、それ以上に来場される方の自転車に興味を惹かれます。ヴィンテージ車のオンパレードで、見ているだけでワクワクするような自転車が勢揃いします。オーナーの方々もこの日のために愛車をきれいに整備し、自己主張できる仕上げで来場されているように感じます。

私も年に数回しか乗らなくなってしまってホルクス号をこの機会に整備をしてフリーマケットに出かける準備をすることにしました。



一番気をつけなければならないのがホイール回り。
乗る機会が少ない上にチューブラーなので接着の状態は要チェックです。
リムからタイヤを持ち上げてみるとパリパリと剥がれて浮き上がってしまいました。
リムセメントが乾燥し接着力が絶えています。
今回は、リムセメントを剥がし再装着することにしました。

リムからタイヤを外すとこんな状態。



かなり乾燥しているようなので作業の効率を考えワイヤーブラシで掻き落とすことから始めました。



しかし、セメントが厚いためか、完全に乾燥していないためか上手く剥がれません。

こういった場合は、マイナス ドライバーで削る!



思った通り剥がれます。





少し時間のかかる作業ですが、再度タイヤを貼るためには重要な作業なので根気よく続けました。

結局、1時間半ほどの時間を費やしここまできれいになりました。



仕上げにシンナーで油分を取り除こうとリムの表面を見てみると・・・





ハトメにヒビが!!

うひゃー。

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