シフトレバーの話。
今では、シマノ STIやカンパ エルゴなどのインデックス機構が普通となり、ハンドルから手を離さなくてもブレーキブラケット部かグリップ部分で操作することができるようになりました。
シフトレバーに手を伸ばし、チャラチャラいわせて変速することはありません。
このMini Veloは、まだインデックス機構が世に出る前の時代、Wレバーで操作します。
Wレバーは、700Cや650サイズのロードレーサーやランドナーでは、ダウンチューブに取り付けるのですが、Mini Veloではそうはいきません。
Mini Veloのダウンチューブは低すぎて手が届かないのです。
Mini VeloではWレバーをトップチューブに取り付けたりするケースもあります。しかし、この場合Fディレーラーのワイヤー取り回しが難しく、ひと工夫しなければなりません。
このMini Veloでは、ヘッドチューブに台座を溶接し、ヘッドチューブとダウンチューブを接合するラグ部分にも細いパイプを溶接してその中をインナーワイヤーを通すことで見た目も動きもすっきりさせています。
完成当時です。Wレバーは、サンツアーのVX(ヴィックス)
現在の写真。
このWレバーはカンパなのですが、「肉抜き」と呼ばれる穴あけ加工をしています。
高校時代にハンドドリルとヤスリで加工したためとてもきれいとは言えない、ヘタクソな加工です。
ヘッドの下ラグにパイプが溶接されています。
ヘッドチューブに台座を溶接するとインナーワイヤーは通常よりも長いものが必要です。現在では、手元シフトが一般的となり何の問題もなく手に入りますが、当時は長いものを探すのが結構大変でした。
安価なフレームでしたが、見栄え良く、扱いやすく作られているのは、「Antares」(アンタレス)ブランドでオーダーも受けていたヨシダさんだからでしょうか。
今では、シマノ STIやカンパ エルゴなどのインデックス機構が普通となり、ハンドルから手を離さなくてもブレーキブラケット部かグリップ部分で操作することができるようになりました。
シフトレバーに手を伸ばし、チャラチャラいわせて変速することはありません。
このMini Veloは、まだインデックス機構が世に出る前の時代、Wレバーで操作します。
Wレバーは、700Cや650サイズのロードレーサーやランドナーでは、ダウンチューブに取り付けるのですが、Mini Veloではそうはいきません。
Mini Veloのダウンチューブは低すぎて手が届かないのです。
Mini VeloではWレバーをトップチューブに取り付けたりするケースもあります。しかし、この場合Fディレーラーのワイヤー取り回しが難しく、ひと工夫しなければなりません。
このMini Veloでは、ヘッドチューブに台座を溶接し、ヘッドチューブとダウンチューブを接合するラグ部分にも細いパイプを溶接してその中をインナーワイヤーを通すことで見た目も動きもすっきりさせています。
完成当時です。Wレバーは、サンツアーのVX(ヴィックス)
現在の写真。
このWレバーはカンパなのですが、「肉抜き」と呼ばれる穴あけ加工をしています。
高校時代にハンドドリルとヤスリで加工したためとてもきれいとは言えない、ヘタクソな加工です。
ヘッドの下ラグにパイプが溶接されています。
ヘッドチューブに台座を溶接するとインナーワイヤーは通常よりも長いものが必要です。現在では、手元シフトが一般的となり何の問題もなく手に入りますが、当時は長いものを探すのが結構大変でした。
安価なフレームでしたが、見栄え良く、扱いやすく作られているのは、「Antares」(アンタレス)ブランドでオーダーも受けていたヨシダさんだからでしょうか。