5日放送のBSイレブン第2部を見て以来、今日中に『パンサラッサのドバイワールドカップ出走表明』があると信じている私ですが、冷静に考えると100%確かな話かどうかは分かりません。。分かりませんが、もし違っていたら、それはその時方向修正をすればイイだけの話。今のところは、ワールドカップ出走確定的の前提でいきたいと思います。
とは言え正式表明がない中で、あまり細かい話をしてもアレなので、今まさにパンサラッサが挑戦しようとしているドバイワールドカップがどの程度難しいレースなのか、ザッと確認してみようと思いました。
ドバイワールドカップ優勝馬(2015年~)
上は2015年以降のドバイワールドカップ優勝馬です。ワールドカップ自体は1996年に創設、第一回(勝ち馬はあの伝説の名馬シガー!)が行われているのですが、当初はナド・アルシバ競馬場のダート2000mで行われていました。
開催地が現在のメイダン競馬場に移ったのは2010年からで、その後の5年間(2014年まで)はオールウェザー(AW)2000mでしたから、今と同じ条件であるメイダン競馬場・ダート2000mでの開催は2015年以降の7回しかないんですよね。(2020年は新型コロナ感染拡大により開催延期) つまり、ヴィクトワールピサとトランセンドがワンツーを決め、震災直後の日本に勇気と感動を与えた2011年はAW開催の時代だったわけで、ダート開催のワールドカップに限れば、日本調教馬は一度も優勝したことがありません。
ちなみに第20回のプリンスビショップ、第23、24回連覇のサンダースノーは調教国UAEとなっていますが、いずれもアイルランド生まれの欧州馬。つまり、基本的にドバイワールドカップは米国の一線級、あるいは欧州系の地元馬(?)が強いレースと言って良いのでしょう。(その意味では、チュウワウィザードの好走には相当な価値があると思いますし、現在、カントリーグラマーとアルジールスが人気を集めているのも頷けます)
もしもパンサラッサがワールドカップに出るとなれば、今年はパンサラッサ、カフェファラオ、ジオグリフ、クラウンプライド、ジュンライトボルト、ヴェラアズール、ウシュバテソーロ、テーオーケインズと、日本から大量8頭もの馬が出走することになります。おそらく海外G1競走における日本調教馬の出走頭数記録は、先日行われたサウジカップの6頭なので、僅か一ヶ月での新記録樹立(大した意味はないかもですが(^^ゞ)ということになりますね。
それはさて置き、過去の勝ちタイムを見ると気付くのですが、昨年の2分4秒97がそれ以前と比べて極端に遅いんですよね。。それは、おそらく馬場メンテナンスの変更によるものと思いますが、海外の馬場は開催年によって結構なブレ幅がありそうで、今年の馬場はどうなるの?といった情報は、JRAにきちんと管理された日本の競馬以上に重要なのかもしれません。
念の為に昨年のドバイワールドカップを見直したところ、ペガサスワールドカップからの連勝を狙ったあのラフイズグッドが1000m1分ソコソコで逃げていたわけで、結構、後半でタイムが落ちるタフな馬場、全体的に時計が掛かる馬場に仕上がっていた可能性は高いでしょう。(今年も同じと限らないのがややこしいのですが…)
結局、昨年は好位追走から直線で馬場の真ん中に進路を取り、豪快に追い込んだカントリーグラマーが優勝、中団から内ラチ沿いを抜けてきたホットロッドチャーリーが2着、さらに後方から馬群を縫っての直線一気にかけたチュウワウィザードが、ゴール寸前で逃げ粘るライフイズグッドをギリギリ捉えて3着、という結果でした。
いや、昨年のレースを何度見返しても今年の結果は分からないのですが、そもそもライフイズグッドは『今年はこの馬が断然!』と言われたほどの強豪でしたし、(たとえ距離の壁があったとしても)少なくとも昨年のメイダン・ダート2000mは、単純に逃げ先行有利ではなく、後方待機勢にも充分なチャンスがある馬場だった、とは言えそうです。
いやぁ、どうなんでしょうねぇ…。直線が500mあるキングアブドゥルアジーズ(メイダンは400m)を逃げ切ったパンサラッサといえども、このコースを逃げ切るのはそう簡単ではなさそうです。もちろん、だからと言ってやることに変わりはないものの、もしも昨年の勝ち馬カントリーグラマー以下を抑え切ることがあるようなら、『ダート開催のドバイワールドカップ日本馬初優勝』以上の価値がある快挙なのかもしれません。
うーむ。。これぞまさに、矢作先生が仰る『チャレンジ』というヤツでしょうか。。パンサラッサが勝つストーリーのネタ集めはこれからやるとして、そう簡単なレースじゃないぞ…ということだけは確認できた気がします(^^;)
あ、決して弱気になっているわけではありません。むしろ、心の中はメラメラと燃え始めています。なにしろ、このハードルを乗り越えた先には、名実ともに世界最強の称号が待っているのですからっ!( ・`ー・')キリッ
(,,•﹏•,,)ドキドキ
それは…
んなワケないっす!
多分(。・_・。)
サウジカップ優勝があったからこそ
芝馬であったパンサラッサが得た
ドバイWCの挑戦権!
行けばわかるさ、迷わず行けよ。
きっとまだ観ぬ世界が広がってる。
キミはそう、世界のパンサラッサさ!
迷った時には前へ、前へ…
いや、もともと迷ってなんかいなかったんでした!
もう一度、いや、何度目かは忘れたけれど、
再び世間様をアッと驚かせるぞーっ( ・`ー・')キリッ
次走につきまして、3月25日(土)ドバイ・メイダン ドバイワールドカップ(G1・ダ2000m)に向かうことが内定しましたので、取り急ぎお知らせいたします。
報道もチラホラ出始めてますね。さあ行こう!
いよいよですね!
よーし、やったるぞーーッ( ・`ー・')キリッ