栗東トレセン在厩のプライムラインは、1日、Cウッドで追い切られています。
- 24.05.01 北村友 栗東CW稍 6F 83.5-68.5-53.7-38.3-11.7(5) 馬ナリ余力
レッドエランドール(古馬3勝)馬ナリの外0.5秒先行0.3秒先着
- 24.04.28 助 手 栗東坂良 1回 60.6-44.7-29.0-14.3 馬ナリ余力
- 24.04.24 北村友 栗東坂稍 1回 53.6-38.8-24.8-12.5 馬ナリ余力
エンペザー(古オープン)馬ナリに0.6秒先行クビ遅れ
◇高井助手のコメント 「北村友一騎手を背に3頭併せの中。坂路での15-15を経て、これが1本目の追い切りとなりましたが、余裕のある手応えでした。夏は牝馬と言われるように、去勢してからは暖かくなるにつれて状態が良くなってくるようですね。ただ、飼葉喰いがもうひとつで去勢後に体重が減ってしまっている点には注意を払っていかなければなりません。目標は5月19日(日)京都11R 高瀬川ステークス(3勝クラス・ダ1400m)、鞍上は菱田裕二騎手を予定しています」
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先週、今週と北村友一騎手が追い切りに跨ってくれました。
レースでは先日初のG1制覇を果たした菱田裕二騎手が乗るようですが、それはさて置き、長い休みのあとで気合を乗せていきたいプライムラインにとって、追い切りからジョッキーが跨ってくれるのはきっとプラスになるはずです。乗ってくれた北村騎手はもちろん、できる限りの手を尽くしている厩舎の皆さんにも改めて感謝ですm(_ _)m
ということで、ここまで時間をかけて調整してきましたので、復帰初戦からプライムライン復活!といきたいところながら、「去勢後に体重が減ってしまっている点」については若干の不安が残ります。
去勢後に馬体が減っても結果を出している馬がいないわけではありませんが、それは去勢前に絞りたくても絞れなかった馬、余分な脂が抜けなかった馬であることが多いですからね。プライムラインはもともとそういうタイプではないですから、やはり、ある程度は元のボリュームに戻っていて欲しい気がします。(本当に何がベストかは分かりません(^^;))
いずれにしても、復帰初戦と言えどもそれなりの内容、結果は求めたいところ。。全体的には(気温の上昇とともに?)上昇ムードだとは思いますし、やってくれるんじゃないかと期待しています!
美浦トレセン在厩のセントアイヴスは、1日、坂路を3頭併せで追い切られています。4/30の馬体重は524kgです。
- 24.05.01 大江原 美南坂重 1回 55.6-40.6-26.3-12.8 馬ナリ余力
ピエフォール(古馬1勝)強めに1.1秒先行同入
- 24.04.28 助 手 美南坂良 1回 57.7-42.1-27.1-12.6 馬ナリ余力
レボルシオン(三未勝)馬ナリに1.0秒先行同入
- 24.04.24 助 手 美南坂稍 1回 57.1-41.2-26.3-12.3 馬ナリ余力
シベリアンポラリス(三未勝)馬ナリに0.6秒先行同入
◇蛯名正調教師のコメント 「楽に駆け上がってきましたし、順調にきていますよ。食わせ込んで攻めていることもあって馬体重は微増ですが、無理に体を絞るのも良くないですからね。目標は5月18日新潟1R 障害未勝利(芝2890m)あたり。五十嵐雄祐騎手が乗れないため、大江原圭騎手にお願いしたいと思います。このあとは障害レースを意識して長めを乗るなどして進めていく予定。あまりやり過ぎないように心がけていきたいところです。飛越練習については、もう確認程度で良いでしょう」
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具体的な目標レースが明らかになり、ジョッキーも(五十嵐雄祐騎手ではなく)大江原圭騎手に決まりました。
今後は障害戦を意識して長めを乗るなど、やり過ぎに注意をしつつレースに向けた最終調整に入るとのことですが、まずはここまでの坂路調教が順調だったこと、さらには「飛越練習についてはもう確認程度で良い」と、蛯名先生が飛越に関してあまり心配していないのは心強いです。(私が勝手にそう感じただけですかね(^^;))
障害戦に関しては、平地以上にやってみなければ分からない部分が大きいものの、そう多くはない過去の経験を思い起こすと、セントアイヴスの飛越はおそらく水準以上(少なくとも今はそう評価されている?)ではないかと…。
であれば、さすがにいきなり勝つのは難しいとしても、初の障害戦でもそれなりにレースのカタチは作ってくれるのではと思いますし、そうなることを期待したいと思います(^^)
【美浦トレセン在厩のセントアイヴス:公式HP(2024/5/2更新)より】
栗東トレセン在厩のエスペシャリーは、1日、坂路で少し速めを消化しています。
- 24.05.01 助 手 栗東坂稍 1回 58.2-41.8-27.9-13.9 馬ナリ余力
モンテディアーナ(二)馬ナリに0.3秒先行クビ先着
◇四位調教師のコメント 「先週は慌てて走るような感じでしたが、今週はそんな様子もなく、楽に駆け上がってきています。やや疲れやすいようなところがあるものの、まだこの時期の2歳馬ですからね。誰でも通る道ですので心配はないでしょう。何より飼葉をよく食べてくれていますから、体調面でもだんだん強くなってくれると思います。坂路ばかりだと馬が飽きてきますので、来週ぐらいからトラックも取り入れていく予定。もう一週間ほど様子を見て、いったんキャニオンファーム土山へ放牧に出すかもしれません」
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トレセンでの調教を継続し、1日には坂路で終い14-14程度。まだ本格的追い切りて前の段階ですが、四位先生からは先週より良い走りができたと、少しだけお褒めの言葉がもらえました。
遅生まれもあってまだ華奢な牝馬ゆえ、疲れやすいのは仕方がないことながら、そんな中でも「飼葉をよく食べている」のは心強い限り。本格化は相当先のことだと思いますが、しっかりトレーニングができそうなのできっと強くなるでしょう。
先週時点の四位先生の方針は、「デビューの前にいったん放牧に出してフレッシュな状態でレースへ。遅生まれなので慌てず大切に育てていく」というものでした。ただし、来週には(気分転換も含めた)コース追いが検討されているようですし、具体的な放牧のタイミングについてはエスペシャリーの動き、追い切り後の反応次第になりそうです。
これはどうなんでしょう。。もしかしたら、あえて放牧を挟まずデビューを狙うパターンに変更の可能性もあるのかな? いや、8割方は来週末にいったん放牧だと思うのですが、方針変更もあり得ない話じゃない…という気がしてきました(^^ゞ