栗東トレセン在厩のプライムラインは、22日、Cウッドで追い切られています。
- 24.05.22 高倉稜 栗東CW良 6F 87.1-70.3-54.2-38.6-11.5(7) 馬ナリ余力
フラムリンガム(三オープン)馬ナリの外0.5秒先行同入
- 24.05.19 助 手 栗東坂良 1回 58.4-42.8-27.7-13.3 馬ナリ余力
- 24.05.15 助 手 栗東坂良 1回 56.9-41.5-26.9-13.0 馬ナリ余力
◇田中克調教師のコメント 「3頭併せの外で6F87秒程度。順調にきていますよ。速めの本数を重ねていくなかで着実に良くなってきていますし、今は脚捌きの硬さも気になりません。次走は6月16日(日)函館11R UHB杯(3勝クラス・芝1200m)を予定。一週前に函館入りしてレースに備えたいと思っています」
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去勢後牝馬化問題、馬体重減少問題はさて置きまして、田中克先生から「速めの本数を重ねていくなかで着実に良くなっている」とのコメントが出るなど、追い切りに関しては順調にこなせているようです。
とは言え、UHB杯はプライムラインにとって初めての芝1200m戦になりますから、さすがに自信満々というワケにはいきません。でも、休みを挟んで本来の調子が戻っていれば、いきなりやれても不思議はないよな…と、いろいろ不確定要素がある中ですが、同時に今後を占う意味でとても重要な一戦ですから期待もしています。
栗東での調整が引き続き順調であること、函館への移動が無事にクリアできること、そして当日の鞍上が誰になるのかなど、今後も注目ポイントがたくさんありますので、気を引き締めつつ見守りたいと思いますm(_ _)m
【栗東トレセン在厩のプライムライン:公式HP(2024/5/17更新)より】
美浦トレセン在厩のピークブルームは、22日、坂路で追い切られています。
- 24.05.22 佐々木 美南坂良 1回 54.3-39.7-26.3-13.2 馬ナリ余力
オールアイズオン(古馬1勝)強めに0.8秒先行同入
- 24.05.19 助 手 美南坂良 1回 57.3-42.0-27.2-13.4 馬ナリ余力
オールアイズオン(古馬1勝)馬ナリに1.1秒先行同入
◇蛯名正調教師のコメント 「3頭併せの外で54秒台。楽な感じで駆け上がってきましたし、順調にきていますよ。いい意味で変わりはなく、馬体に張りがある状態です。レースは6月9日(日)函館4R 3歳未勝利(芝2600m)を佐々木大輔騎手で予定。前々に行く競馬をさせたいので、現地入りしてからゲート練習をしておこうかと思っています」
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次走、6/9函館の芝2600m戦に向けて追い切りを消化、蛯名先生から「順調にきています」「いい意味で変わりはなく、馬体に張りがある状態」とのコメントが出ています。
鞍上はデビュー以来ずっと乗ってくれた吉田豊騎手に替わり、佐々木大輔騎手になるとのこと。もちろん、継続騎乗に越したことはないものの、函館への転戦となれば乗り替わりも致し方なしですし、(ランドオブラヴでお馴染みの)佐々木騎手に、レース前に追い切りで感触を掴んでもらうなどの準備も進められています。
さらには「前々に行く競馬をさせたいので、現地でゲート練習を行う」といった対応も予定されているようで、函館での覚醒、勝ち上がりに向けてやれることは全てやる…といった意気込みが感じらる内容になっています。
結果はやってみなければ分かりませんが、個人的にはダート1600m戦より洋芝の2600m戦の方がよほど可能性があると思いますし、陣営の努力が成果となって表れて欲しいと思います!
【美浦トレセン在厩のピークブルーム:公式HP(2024/5/23更新)より】
美浦トレセン在厩のアスロスは、徐々にペースを上げて乗り込まれています。5/21の馬体重は454kgです。
- 24.05.22 野中悠 美南坂良 1回 55.7-40.6-26.5-13.0 強めに追う
ピースポート(三未勝)馬ナリを0.2秒追走同入
- 24.05.19 助 手 美南坂良 2回 58.6-42.5-27.7-13.3 馬ナリ余力
- 24.05.15 助 手 美南坂良 1回 59.5-43.5-28.9-14.1 馬ナリ余力
◇蛯名調教師のコメント 「22日に坂路で少しやりました。まだモタつく感じではありましたが、久々の速めでしたし、骨折で完全に休んでいたぶんトモを含めてまだ緩さもありますからね。これから進めていくなかで少しずつパワーアップを図れればと思います。本馬はテンションが高く、少々癖がある感じ。よって継続してコンタクトを取ってもらった方がよさそうですので、レースも野中悠太郎騎手を予定しています。母は短いところのイメージですが父がレイデオロですし、気性面を除いて考えれば距離があった方がいい馬なのかもしれません。目標は6月8日(土)東京6R 3歳未勝利(ダ1600m)。メンバーが手薄になるようであれば芝も検討しますが、基本線はまずダートを使ってその後を占っていければと考えます」
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トレセンに入厩後、初の本格的追い切りは坂路を併せ馬で55.7-13.0秒。蛯名先生が仰る通り、時計的には『まだまだこれから』な感じですが、このタイミングで追い切りができただけでも大きな前進ですからね。
ということで、待望の復帰戦は6/8東京7レース(ダ1600m)に。。超久々の競馬ですし、脚慣らしの意味を含めてダート1600m戦での復帰になりますが、蛯名先生からは「気性面を除いて考えれば距離があった方がいい馬なのかも」とのコメントが出るなど、今後を占う上でとても重要なレースになりそうです。
また、鞍上に野中悠太郎騎手を配したのは、アスロスの癖のある気性面を考慮し、(調教も含めて)継続的に乗れるジョッキーの方が良さそうだから…とのこと。これは(アスロスの本来の力を考えれば)野中騎手にとってもチャンスだと思いますので、人馬ともに次につながるレースになるよう頑張って欲しいと思います!
【美浦トレセン在厩のアスロス:公式HP(2024/5/23更新)より】
美浦トレセン在厩のブルータスは、22日、ゲート試験に合格しています。
- 24.05.17 助 手 美南坂良 1回 59.6-44.5-29.8-14.8 馬ナリ余力
◇高柳瑞調教師のコメント 「(ゲートについて)少しずつ良くなっている段階でしたので、1回目で合格できるか半信半疑でしたが、メンタル面を考えれば、ちょうど良いタイミングでの受験、合格となったのではないでしょうか。まだ出が速くはなく発進の練習が必要ではあるものの、合格をもらえたことですし、しばらくの間は(練習を)控えるつもりです。気持ちが昂りやすいところはありますが、思っていたよりもこの時期から動けていますからね。このままもう少しトレセンのほうで進めてみようかと思います」
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祝! ゲート試験合格\(^O^)/
先週の近況では「これから練習の回数を重ねていくなかで合格できるレベルにまで持っていきたい」との話でしたから、正直、こんなに早く合格してくれるとは思っていませんでした。
まあ、ゲート試験はいずれ合格がもらえるセレモニーとは言え、ただでさえ、若馬にゲート練習やゲート試験を何度も繰り返すのは大きな負担になりますし、このタイミングでスンナリ合格できたことはとても良かったと思います。
そして、高柳瑞先生からは「思っていたより動けており、このままトレセンで進めてみる」とのコメントがっ!
もちろん、このままストレートでデビューするとは限りませんが、少なくとも『ゲートに受かったらすぐに放牧に出して仕切り直した方が良い…』みたいなタイプでは無いようで、現時点でも『(場合によっては)このまま実戦に使えるレベルまで行けるかも?』といった印象を、周囲に与える程度に動けているのは大したものです。
実際にはテンションコントロールなどの課題があり、結局、いったん放牧して『フレッシュな状態から再スタート』作戦になる可能性は高いでしょうが、一応、超早期デビューの心構えもしておこうと思いますm(_ _)m