今日の出来事

毎日のことを少しづつ。

誘惑される時代

2006年07月16日 | 着物でおでかけ
名古屋ボストン美術館で「江戸の誘惑」という展示が今開催されています。

実のところ浮世絵というとどうも「妖しい春画に近いもの」というイメージがあり
観に行った人から「よかったよぉ」と聞いてもという感じ。

ただいま時代劇チャンネルで昔の大河ドラマ「吉宗」を見ていることもあり
江戸中期も興味が湧いてきたのでお友達といってきました。

いつものお着物友達ともう一人彼女のお友達と一緒に。
初めて会うYさんはそのまま美人画に出てきそうな別嬪さんでした。
江戸の誘惑を見るより彼女の着物姿にかなりうっとり

浮世絵はどれを見ても同じなのかと思いきや
それぞれ作家によって顔が違うものなんですね。
着物は「こんなにグズグズには着ていないだろう、いくらなんでも」と思う描き方でしたが。
おかしな構図のものもありました。
着物もやはり何枚も重ねて着ていたんですね。
裾から幾重にも襦袢やら重ね着した色が見えていました。
やはり花街の女性が多く描かれていていましたが
私としてはお武家の女性を見てみたかったです。こういう浮世絵には描かれないのでしょうね。

この日は5月に覚王山のお店で買った薄緑の麻の着物に後からお友達が見つけてくれた麻のバッタ帯。

実はこの帯がかなり短いと判ったのは巻きだしてから
しかしどうしてもそのお友達に会うのでなにがなんでもこのコーディネイトで!
と格闘した帯結びに。
きっと二度と出来ません

江戸の誘惑でオトナの(色気のある)女性女性を堪能した後は
近くの骨董街でお昼。

それから藤か丘のアンティーク着物ショップへ。
ここも初めてでしたが着物好きには有名なお店です。
若い着物好きのお嬢さんが好みそうな品揃えでした。

ここでバッタ帯の発掘者のお友達と合流。
お友達に車を出してもらって古布と着物のある喫茶店(?)
ここでも皆さんいろいろなものをひっくり返していました。

その後は覚王山のお店へ。
店長さんにも着姿を見ていただいて幸せ。
しかもその場にいらした「着付けの先生」に勝手結び状態だった帯を直していただきました。
短かったら手先を端まで出さなくていいわよぉと手先は中半分弱で止った状態。
垂れが落ちてきませんか?と聞くと
帯締めで締めるのでそんなに落ちないとの事でした。

Yさんも「角出し」のレクチャーを受けていましたが
帯の前に着物の着付け方がちょっとということで長襦袢姿にまでなって
お直し&レクチャーをしていただいていました。

着物の下って謎なんですが皆さん色々な道具を使っているんですね。
彼女は半分づつ留めるような(?)コーリンベルトや
鹿の皮の滑り止め付のゴムベルト。
かなり使ってみたいお道具です

いっぱい話をしてとっても楽しい一日でした。
着物はやはりかなり暑かったのですが(雨も降ったし
着ていってよかった。

新しいお友達も出来たし、不思議な着物マジックのようです。

2 コメント

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せっかく選んだけど (ぶる)
2006-07-20 17:04:56
帯 短くてごめんね・・・

長さは 全然みてなかったの。

色と柄みて これだ!と 思ったから。



イイダさんにレクチャーしてもらった 結び方でお願いします・・・・。ばっちりでした。

Yさんの角だし 大変ためになりました。

私もたまーにするんですけど うまく行く時と そうでない時があります。



mayさんが目を見張った 和装小道具

みに行きましょ。



昨日 偶然 素敵なちょっと和風なカフェを

見つけました。

ぜひぜひ行きましょ。



でも いつも来て貰ってばかりだから

次は私が行かなきゃね
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だいじょうV! (may)
2006-07-20 21:10:47
ぶるさん

いやいや、気にしないでね。

私のウエストがぶっといのかと

これに懲りずにまたおばちゃんと探しといてね(笑)

売掛金帳にも名前が記載されていることだし(笑)



次はぶるさんの縄張りで(笑)遊びましょう。

名古屋は閑静な住宅地にはおしゃれなカフェがあるんだねえ。

この辺の閑静な住宅地は新興住宅地だから

まだまだ山の中だよ

そのうち出来てくるのかなあ。。。



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