今日の出来事

毎日のことを少しづつ。

着付け教室  初心と柄あわせ

2010年07月13日 | 着付け教室
先々月に入会したTさんがいよいよ浴衣から着物の着付けに入られました。
私が到着するとすでに襦袢まではいっていたみたい。

せっかくなので着物の着方から一緒にお稽古させていただくことにしました。
先生の着付けの教えからはまるで歌を歌うように
手順に節がついているんです。

手馴れてきたGさんと二人のときはもう聞くことがあまりなかったのですが
久しぶりに聞いて「あ、ここ忘れてた」とか適当に飛ばしていたところも発見。

先生も初心者向けに手順を言いながら、私にも細かいところに気をつけるよう
言って下さいます。
もともとがさつな性格なので結構手抜きしていました…

初めて着物の着方を習っている人を見て、さて、私は一番最初に襦袢から着た時
どんなだったんだろうか?
最初に習ったところはゴムベルトにコーリンベルト使用の教室だったし
早く着られるようになりたくて焦っていた気がする。
人数が多くてこんなに細かく見てもらえなかったしなあ。

一つ一つゆっくり着物を着てもう一度脱いで着て、いよいよ名古屋帯。
こちらも初めての人には超難解。
しかも後ろ手で左右逆となれば??????になってしまいます。

私も最初に後ろで締める方法を習ったときに右と左が解らなくなりました…
折り上げるところやお太鼓を作るときとか長さとかいっていられません。
その手順を覚えるだけで必死。
わかるっ!ものすごくわかるわ~~~~

Tさんは一度名古屋帯を締めて時間になってしまいそのまま
「これ以上無理しないで今日はこの辺で」とお帰りになりました。

その後一人になったのでまたもや袋帯のお稽古。
帯の仕立てが悪いからとか短いからとか帯のせいにしながらお稽古(爆)
お太鼓の形もまずまず作れるようになった時に先生から
「せっかく作った綺麗なお太鼓だけどちょっと崩しますね。鏡を見てください」
体を斜にして鏡を見ると先生がお太鼓の部分をぐっと山から下に下げました。
「この柄がお太鼓にこう来るように作るとね…」
そして今度はたれ先のところへお太鼓の下を引っ張ると
「ほら、この垂れの柄とぴったり合うでしょう?袋帯ってたいていこうやって
いい柄をお太鼓のいい位置に持ってくると垂れとお太鼓の柄が綺麗に繋がるように
なっているの。今度からこの位置で柄がきちんと合うようにお稽古してくださいね」

え?そんな高度な技?
でもその位置に持って来ようと思うとたぶんこの帯では必死に後ろで
枕を持たないとだめだよね…
前の柄はどこへ来るようにしたらいいんだろうか?
あ~~~難しい・・・