ノルウェーのゴシック・メタルバンドの4作目。
毎回ボーカリストが変わるらしく、今回はスペイン出身のAilyn嬢が務める。
私にとって、Sireniaは初体験。
1曲目の“The Path To Decay”と2曲目の“Last In Life”は、ゴシックメタルなのに、POPでものすごくいい。
歌メロがキャッチーで聴きやすく、サビもわかりやすい。
Ailyn嬢の声は、可憐で甘さがあるので、POPな曲に向いている。
ヘタすると、ゴシックメタルというより、POPの範疇に入るが、それでも構わないという勢いがある。
その路線で行くのかと思いきや、3曲目からはWithin Temptationの『Silent Force』の頃のようなゴシック・メタルになっていった。
クワイアを随所に使用して、荘厳さや崇高さを演出している。
オーケストレーションで楽曲の厚みを増している。
ギターはリフを弾くに留まり、あくまでもボーカルを中心に持っていく。
マイナー調でゴシックメタルらしいゆったりしたリズムで、ある種の切なさを感じさせるので、これはこれでいい。
男性のデス声も、効果的にはなれど、邪魔にはならない。
ただ、再びPOPな曲を求めてしまうのも事実だ。
それほど、1,2曲目の出来が良かった。
後半は同系統の曲が続いてしまったし、他のゴシックメタル・バンドの2番煎じも感じてしまったので、個性を打ち出すために、POPな曲をぜひ増やしてほしい。
悪くはないし、Ailyn嬢の声に伸びがあっていいだけに。
そうは言っても、さすが北欧バンド、Nightwishの緊張感を感じさせてくれるのはうれしい。
毎回ボーカリストが変わるらしく、今回はスペイン出身のAilyn嬢が務める。
私にとって、Sireniaは初体験。
1曲目の“The Path To Decay”と2曲目の“Last In Life”は、ゴシックメタルなのに、POPでものすごくいい。
歌メロがキャッチーで聴きやすく、サビもわかりやすい。
Ailyn嬢の声は、可憐で甘さがあるので、POPな曲に向いている。
ヘタすると、ゴシックメタルというより、POPの範疇に入るが、それでも構わないという勢いがある。
その路線で行くのかと思いきや、3曲目からはWithin Temptationの『Silent Force』の頃のようなゴシック・メタルになっていった。
クワイアを随所に使用して、荘厳さや崇高さを演出している。
オーケストレーションで楽曲の厚みを増している。
ギターはリフを弾くに留まり、あくまでもボーカルを中心に持っていく。
マイナー調でゴシックメタルらしいゆったりしたリズムで、ある種の切なさを感じさせるので、これはこれでいい。
男性のデス声も、効果的にはなれど、邪魔にはならない。
ただ、再びPOPな曲を求めてしまうのも事実だ。
それほど、1,2曲目の出来が良かった。
後半は同系統の曲が続いてしまったし、他のゴシックメタル・バンドの2番煎じも感じてしまったので、個性を打ち出すために、POPな曲をぜひ増やしてほしい。
悪くはないし、Ailyn嬢の声に伸びがあっていいだけに。
そうは言っても、さすが北欧バンド、Nightwishの緊張感を感じさせてくれるのはうれしい。
私的にはもう一歩の感じがしました。
全体的に、悪くないんですが、どっかで聴いた気がするのはもったいないですね。