メロディック・ハード/メタルが好き~♪

シンフォニックでメロディアスなのHM/HRのCDを中心に感想を書いていきます。サッカーやバレーのことも。

ハーツ-セルティック戦

2006-01-02 01:40:23 | 中村 俊輔
セルティックとハーツの1戦は、SPLの1位と2位との対戦だった。
セルティックはこれに勝つと、SPLの優勝がほぼ確定すると言って過言でない。
ハーツは勝つと勝ち点差が1になるので、どちらも落とせない。

始めは様子見かと思ったが、意外にもハーツがあっという間に2点奪い、試合開始8分で早くも2-0になってしまった。
しかもここはハーツのホーム。
審判もハーツひいきだ。
セルティックの動きが固くてゲームの組み立ても思うようにならなかった。

これじゃ、勝ち目がないよ。
今日はさすがに勝てないと、逆転勝利の多いセルティックだけどあきらめかけていた。

何が福に転じるかわからない。
なんとエースのペトロフが負傷し、ピアソンと交代した。
ペトロフまで欠いてはと暗くなりかけたその時、
左からのクロスをそのピアソンが見事はジャンプキック!!
ずばっと、ゴールに突き刺した。

そうなると、セルティックは息を吹き返しちゃうんだなぁ~。
それまでの拙攻はなんのその、がぜん中盤での球のつなぎが良くなり、ボールを支配するようになった。

が、これはまだ序章。
ハーツのフィサスにレッドが出て一発退場してからは、ずっとセルティックペースだった。
そこにきて、俊輔の右からのFKGET!
これがきれいな弧を描き、マクナナス、ジャンプ1番、見事にゴ~~ル!!
これは、マクマナスのスペースに入る強さも良かったが、もうここしかないという俊輔のFKの制度の高さがすべてだと思う。
低めの弾道、強いけどやわらかい、丁寧なFK。
これにはハーツはどうすることもできなかっただろう。

それまでは厳しいマークをして、ことごとくセルティックの攻撃を阻んできたが、FKとなると俊輔を止められないのだ。

これで同点、振り出しだ。
数的有利だから、負けはもうないと思った。
よぉし、これでいい。

が、試合は私の予想を遥かに超えてドラマティックだった。
2点目と同じ右からの俊輔のFKによって、なんと、驚くことに3点目までGET!!
バルデとDFの背中に当たったボールをマクマナスが拾い、左サイドネットに渋くゴ~ル!!
うっわぁぁぁぁ~~、信じられない、凄い、凄すぎるぞ、俊輔!!
今度は終了4分以内に2点なのだ!!

誰がこんな試合を想像しただろうか?
コンダクターは俊輔。
セルティックはうまくやった!セットプレーをフルに生かして得点に結びつけたのだ。

日本の誇り、俊輔のセットプレー!
俊輔のセットプレーは向かうところ敵なしなのだ!!!
日本代表はこの至宝を生かしてW杯で点を取れば、ある程度まで行けるに違いない。

ゴールの瞬間、俊輔が2アシストしたことに頭がいっぱいになり、代表の妄想までしてしまった。
なんて素晴らしいんだろう。
そればかりじゃない、止まったボールだけじゃなく、流れの中からのミドルシュートは強烈でワクを外さない。
俊輔がボールを持った瞬間、ミドルシュートとラストパスの両方が同時に狙えるのだ。
見ている方は、何を仕掛けるんだろうと、常にワクワクする。
いつでも得点の匂いがするのだ。
相手DFにとっては的を絞りづらいイヤな選手だろう。
俊輔は確実にステップアップしている。

セルティックのDFは良いとは言えないが、俊輔という輝きを持った選手により絶対的な1位をキープした。
日本人として誇らしい。
2006年はこのまま好調を維持して、W杯を突き進んでほしい。


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