デンマーク戦は、これが日本代表かと思うような、素晴らしい勝ちっぷりでした。
体格に劣る日本が、戦術を徹底し、高い集中力と献身的な走りをすれば、十分に世界と渡り合える!!
このことは、すごく勇気と希望を与えてくれました。
今までと何が違うのか?
それは残念ながら、俊輔の不在によるものなのです。
俊輔は決定的なラストパスを通すパサータイプ。
それを受け取る選手(裏を走り抜けられる選手)がいて、輝けるのです。
右か左に俊輔を配置したら、もう一方はドリブルで駆け抜けられる選手というのが、これまでの戦い方だったのです。
(大久保とか石川ナオとかですね)
俊輔からパスを受け取る相手としては、長身の選手でもいいのです。
セルティック時代は、それで随分アシストを記録したものです。
俊輔が中盤からパスを右に左に振り、ゲームメイクしてました。
中盤でボールをタメて、落ち着かせることもしてました。
そうして、周りの上がりを待ち、攻撃の枚数を増やしてました。
攻撃の枚数が多い事で、バリエーションは増えました。
見てて楽しいサッカー。これが俊輔の魅力なのです。
アジア等、格下の相手には有効です。
ボールを支配して、確実に勝てます。
だけど、格上の相手にだったら。。??
これまでは俊輔のフリーキックで打開してました。
だけど、肝心の俊輔が不調なのでは、期待できなくて。
結果として岡ちゃんが打ち出したのが、ドリブル能力のある大久保と松井を両サイドに置くサッカーだったのです。
特に松井なら、ゲームメイク能力もある。
守って、守って、攻撃に転じたら、ドリブルで駆け上がって、攻撃にかける人数が少なくてもシュートまで持って行く!
デンマーク戦では、少ないタッチで前線まで持っていって、日本のチャームポイントである敏捷性を打ち出して攻撃していたと思います。
しかも、選手達に迷いがない!
さらに、本田にパスを出しておけば、ボールを奪われることなく、つないでくれる!
各個人の良さを最大限に引き出した、見事な戦術です。
世界的な流れとしては、守備重視で点を取られないようにする傾向なので、当分はこの戦術が続くんでしょうね。
俊輔は当たり負けする上に、足も速くはありません。
けれど、卓越したパスセンスと、パスの正確さと、技術の高さから、一流プレーヤーに昇りつめたのです。
本人の努力によって。
どこまでいけるか楽しみにしていたのですが、この戦術では出番がなさそう。
残念でなりません。
監督の戦術に合わない選手は呼ばれないというのは、当たり前のことなんですけどね。
気持ちを切り替え、次はパラグアイ戦。
アルゼンチンから帰化した選手が3人いて、穴がなくて強そうです。
でも、デンマーク戦で見せた力を出し切れば、勝てるよ!!
以前書いた2008年のパラグアイ戦のレビューを貼り付けときます。
http://www.amy.hi-ho.ne.jp/massh/2008-Paraguay.htm
この時は、まさに俊輔のチームでした。
体格に劣る日本が、戦術を徹底し、高い集中力と献身的な走りをすれば、十分に世界と渡り合える!!
このことは、すごく勇気と希望を与えてくれました。
今までと何が違うのか?
それは残念ながら、俊輔の不在によるものなのです。
俊輔は決定的なラストパスを通すパサータイプ。
それを受け取る選手(裏を走り抜けられる選手)がいて、輝けるのです。
右か左に俊輔を配置したら、もう一方はドリブルで駆け抜けられる選手というのが、これまでの戦い方だったのです。
(大久保とか石川ナオとかですね)
俊輔からパスを受け取る相手としては、長身の選手でもいいのです。
セルティック時代は、それで随分アシストを記録したものです。
俊輔が中盤からパスを右に左に振り、ゲームメイクしてました。
中盤でボールをタメて、落ち着かせることもしてました。
そうして、周りの上がりを待ち、攻撃の枚数を増やしてました。
攻撃の枚数が多い事で、バリエーションは増えました。
見てて楽しいサッカー。これが俊輔の魅力なのです。
アジア等、格下の相手には有効です。
ボールを支配して、確実に勝てます。
だけど、格上の相手にだったら。。??
これまでは俊輔のフリーキックで打開してました。
だけど、肝心の俊輔が不調なのでは、期待できなくて。
結果として岡ちゃんが打ち出したのが、ドリブル能力のある大久保と松井を両サイドに置くサッカーだったのです。
特に松井なら、ゲームメイク能力もある。
守って、守って、攻撃に転じたら、ドリブルで駆け上がって、攻撃にかける人数が少なくてもシュートまで持って行く!
デンマーク戦では、少ないタッチで前線まで持っていって、日本のチャームポイントである敏捷性を打ち出して攻撃していたと思います。
しかも、選手達に迷いがない!
さらに、本田にパスを出しておけば、ボールを奪われることなく、つないでくれる!
各個人の良さを最大限に引き出した、見事な戦術です。
世界的な流れとしては、守備重視で点を取られないようにする傾向なので、当分はこの戦術が続くんでしょうね。
俊輔は当たり負けする上に、足も速くはありません。
けれど、卓越したパスセンスと、パスの正確さと、技術の高さから、一流プレーヤーに昇りつめたのです。
本人の努力によって。
どこまでいけるか楽しみにしていたのですが、この戦術では出番がなさそう。
残念でなりません。
監督の戦術に合わない選手は呼ばれないというのは、当たり前のことなんですけどね。
気持ちを切り替え、次はパラグアイ戦。
アルゼンチンから帰化した選手が3人いて、穴がなくて強そうです。
でも、デンマーク戦で見せた力を出し切れば、勝てるよ!!
以前書いた2008年のパラグアイ戦のレビューを貼り付けときます。
http://www.amy.hi-ho.ne.jp/massh/2008-Paraguay.htm
この時は、まさに俊輔のチームでした。
今回も冷静な分析ありがとうございます。
俊輔なしで、こんなにはまってしまったらもう出番はないでしょうね。
私は超田舎の無名の高校出身ですが、高校野球で先輩たちが初出場で初優勝したことがあるんですよ。
その時のピッチャ-が今は有名人になっていますが、後から考えるとその人をプロスポ-ツ界に導くために神が仕組んだとしか思えないような強運の持ち主でした。
そんなことを思い出しながら、日本代表の試合を観ています。
あまりにも強い流れには、逆らえないし
逆らわないほうがいいです。
またきっと俊輔にも風がね、吹く日もあるかな、って。
ごめんね、悲観的な感想で。
日本代表が勝つのはうれしいのですが、俊輔中心の布陣とかけ離れての勝利なので、考えちゃいますよぉ。
どうすれば俊輔が今の戦術の中で輝けるか?
それは、絶対に点を取らなければ負けてしまう場面でしょう。
俊輔も中に切り込んで、ラストパスを前線に送れれば。。
コレを期待しています。
めいくうさんの出身高校のピッチャーはすごいですね。
強運というか、彼が引っ張って勝利まで導いたような。。
“持っている”んでしょうね。中にはそんな人もいるのね。
国民のボルテージが上がっても、私のテンションはそれほど上がりません。
でも活躍している海外組を見ながら、俊輔がいたから、海外で活躍したから、皆が続いたと思ってます。(もちろん俊輔だけじゃないですけど)
ベンチを含め、皆が一体になってるのが、今回の良さじゃないでしょうか。
俊輔の背中は、皆を奮い立たせているはず!!