走りの進化
★ずばぬけた移動距離「質」にこだわり
今期、中村が意識的に取り組んでいることに「オフ・ザ・ボール(ボールに触れていない時)の動き」がある。
いつ、どこで動くのか。常に走りの質にこだわり、プレーしている。
1月20日のセントミレン線でクラブは、選手のプレデータを採った。
中村の90分間の移動距離は12.6km。MFの一般的な平均は10km強といわれる内でもずばぬけた最長記録だった。
さらにドリブルスピードは速く、ボールカット数も最多。
一方でジャンプ力は最少、ダッシュ回数も少ないという傾向が出ていた。
決して長く走ったから良いというものでもないが、このデータを基に中村は自らのプレーイメージを重ね合わせる作業をしている。
中村中自分が生き抜くためには、どうすればいいのか。このデータだと70%をキープして走っている感じ。
ダッシュを増やしてミドル(シュート)も増やしたい。あとは(攻撃時の)走るコースと質が大事だね。
注意点は「ゲームに参加しているかどうか」。
そして「トップスピードの入れどころ」、戦術、フィジカルにも優れるミランだけに、より動きの質が問われる。
ゲームメーカーに終わらず、2列目からの飛び込みを意識する中村。
進化する走りが、究極のパサーに幅をつけている。
(佐藤隆志)
★1試合平均10kmの移動距離
プロ選手の平均は10km前後。ポジション別ではDFが7km、MF10km強、FWが8km。
この数字を見ても中村の運動量の多さがよく分かる。
ちなみに5分間という時間枠ならMFが平均600~650m。
98年W杯フランス大会時の中田英寿は、終盤5分間で800~1000mも移動していたという。
体力がない、フィジカルが足りないとの酷評ばかりだった俊輔の評価が一変した記事です。
でも、ジャンプ力やダッシュ回数のことは初めて知りました。
走っているけれど、目だってないってことです。効果的かどうかも怪しい。。
けれど、献身的な走りは、かならずやチームにプラスにはるはず。
チームメートからの評価が高いことはそれを裏付けています。
走りの質は、セルティックに来てから格段に良くなった点です。
ワンツーのあとが速くなったし、読みに優れ、反撃の目をことごとく摘んでます。
これからも、目が離せません。
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