ノルウェーのフォークトラッド・メタルのデビュー作。
女性ボーカルを配してるから、ゴシック・メタル寄りか。
ボーカルのCarmen Elise Espensaesの声が美しい。
それもそのはず、実姉はLeaves EyesのLiv Kristine Espanaes 嬢なのである。
高音は姉と同じように可憐であるが、低音はやや太めかな。
歌も姉ほどはうまくはない(少しダレる)が、うまい方だ。
顔は妹の方が化粧が濃い(笑)
このバンドは、ベースのBlight Ollbrunnerも女性で、二人してブロンドの髪をなびかせて、ビジュアル的に優れている。
サウンドも姉譲りで、フォークトラッドを基調とした曲や、ゴシック・メタルをやっている。
それなりに疾走曲もあるが、Carmenの声はどう聴いてもフォークトラッドが似合っているので、スローテンポやミディアムテンポの曲でいいと思う。
シンフォニックな中に、中世っぽい歌メロが映え、重低音のリフが側面を支える。
声に儚さがあるため、メタルサウンドが幽玄に聴こえるのがいい。
Carmenのボーカルは、軽やかに時代を交差している。
フォークトラッドな面が多い3曲目の“Unpayable Silence”や5曲目の“Desolation”は、メタルがかったBlackmore's Nightのようだ。
そして7曲目の“Rarefall”は、BもドラムスもエレクトリックGもなく、アコギと歌で、まさしくブラナイになっている。
これが哀愁たっぷりで、土着の匂いもなくてなかなかいい。
ビヨ~ンな音は余計だが。
11曲目の“Tapt Av Hap”もメタルがかったブラナイ。これが一番いいかな。
10曲の“Dancing With The Midnight Sun”はヘヴィーだ。
シンフォニックさを重低音でぐいぐい引っ張ってて、ノリがいい。
この4月に発売されたセカンドがバイキング調になってしまったため、余計1stの繊細で可憐な音楽性が身に染みる。
私には、フォークトラッドであれば、この程度のメタルさでいいのだ。
アコギがあって叙情的な曲が、半分を占める。
サウンド的にこなれきれない面があるので、完成度はLeaves Eyesが上だ。
が、未熟な分、化ける可能性があるのが魅力だ。
部分的には素晴らしいのだから。
女性ボーカルを配してるから、ゴシック・メタル寄りか。
ボーカルのCarmen Elise Espensaesの声が美しい。
それもそのはず、実姉はLeaves EyesのLiv Kristine Espanaes 嬢なのである。
高音は姉と同じように可憐であるが、低音はやや太めかな。
歌も姉ほどはうまくはない(少しダレる)が、うまい方だ。
顔は妹の方が化粧が濃い(笑)
このバンドは、ベースのBlight Ollbrunnerも女性で、二人してブロンドの髪をなびかせて、ビジュアル的に優れている。
サウンドも姉譲りで、フォークトラッドを基調とした曲や、ゴシック・メタルをやっている。
それなりに疾走曲もあるが、Carmenの声はどう聴いてもフォークトラッドが似合っているので、スローテンポやミディアムテンポの曲でいいと思う。
シンフォニックな中に、中世っぽい歌メロが映え、重低音のリフが側面を支える。
声に儚さがあるため、メタルサウンドが幽玄に聴こえるのがいい。
Carmenのボーカルは、軽やかに時代を交差している。
フォークトラッドな面が多い3曲目の“Unpayable Silence”や5曲目の“Desolation”は、メタルがかったBlackmore's Nightのようだ。
そして7曲目の“Rarefall”は、BもドラムスもエレクトリックGもなく、アコギと歌で、まさしくブラナイになっている。
これが哀愁たっぷりで、土着の匂いもなくてなかなかいい。
ビヨ~ンな音は余計だが。
11曲目の“Tapt Av Hap”もメタルがかったブラナイ。これが一番いいかな。
10曲の“Dancing With The Midnight Sun”はヘヴィーだ。
シンフォニックさを重低音でぐいぐい引っ張ってて、ノリがいい。
この4月に発売されたセカンドがバイキング調になってしまったため、余計1stの繊細で可憐な音楽性が身に染みる。
私には、フォークトラッドであれば、この程度のメタルさでいいのだ。
アコギがあって叙情的な曲が、半分を占める。
サウンド的にこなれきれない面があるので、完成度はLeaves Eyesが上だ。
が、未熟な分、化ける可能性があるのが魅力だ。
部分的には素晴らしいのだから。