メロディック・ハード/メタルが好き~♪

シンフォニックでメロディアスなのHM/HRのCDを中心に感想を書いていきます。サッカーやバレーのことも。

JourneyのGenerations

2005-09-12 22:08:08 | メロディック・ハード
アメリカン・ハード・プログレを長年に渡り引っ張ってきたベテランバンドが8月に出した新作。
9作目になるのだろうか。

80年前後に「Escape」と「Frontiers」で大ヒットを飛ばした。
向かうところ敵なしだった。
学生だった私はライブを見にいったものだ。
あれから25年も経つとは。

けれど、Journeyのサウンドは何ら変わらない。
ボーカルがスティーブ・ペリーからスティーブ・オウジェリーに変わったという大変化はあったにもかかわらずだ。
歌メロを主体とした、キャッチーで親しみやすいメロディー、ニール・ショーンの泣きがかったギター、ジョナサン・ケインの流麗なピアノ。
懐かしさに胸が掻きむしられそうだ。もう娘がその頃の私の年代になってしまったというのに。。
哀愁を帯びたバラードが秀逸で、若かりし頃の記憶が浮かんでは消えていく。

流れるようなギターが健在なのがうれしい。
洗練された美しさと泥臭さの両方を兼ね揃えている。
どう聴いてもアメリカのバンドだ。
ヘヴィネスは薄れているが、その分センスが良くなっている。
粒揃いの全14曲。じっくり深く聴くのもいいし、ゆったり聴いて心地良くなるのもいい。

スティーブ・オウジェリーは、前作は栗田貫一がルパンの声優をこなしたように、どうしても代役の域に留まっていたが、今作は堂々たるものだ。
自分が中心であることをはっきりを主張している。
「Knocking That You Love Me」の力強さは往年のスティーブ・ペリーに負けていない。
他のメンバーのボーカルもそれぞれに味わいがあるが、“風邪をひいたスティーブ”“起き抜けで不調なスティーブ”のように思えてしまって(スマン)見劣り(聴き劣り?)を感じてしまうのだ。
何でこんなにスティーブ以外の歌を増やしたかな??
そうか!!デビュー30周年だっ!!!

次回来日したらゼヒゼヒ見に行きたいな♪

こんな結果とはね

2005-09-12 21:21:55 | Weblog
選挙が終わった。
自民党の圧勝だった。

ざっと見回して、自民党以外に与党になれる党は見当たらなかった。
引き続き、自民党が政権をとる。
そのこと自体は構わない。

問題は、議席の2/3を占めてしまったことだ。
私は、こないだの「郵政民営化」の衆議院可決の時のように、自民党から謀反者が出れば賛成にならないという、与野党拮抗のバランスが好きだ。
なのに、こんなに大多数となってしまうと、自民党が好き勝手放題してしまうのではないかと懸念する。

なんだかんだ言って、“保守”であるはずの自民党が、郵政民営化による“改革”をすると声高に叫んでいたことで騙されてしまったのだと思う。
片山さつき氏が自民党が今後“改革”を実行すると述べていて、激しい違和感を感じた。それでようやく気付いたという、情けない有様だ。

自民党のマドンナ達は、いったいどんな働きをするのだろうか?
野田聖子氏が苦戦を強いられたほど、佐藤ゆかり氏がキレ者だとは思えない。
どっかから突然やってきた人たちが比例の名簿の上位に名を連ねたのは、最高におかしいと思う。

今回は、党首のイメージがモロに票に影響したと思う。
岡田氏は残念ながら、舌がなめらかではなかった。それが敗因のひとつだろう。
投票によって、政治がこれほどまでに動くものとは。
今後は、自民党に“驕り”が出ないかとよく見極めなくてはならない。