入院初日です。
午前中は、看護師さんや、麻酔科の先生、整形外科の先生等、6人がひっきりなしに訪れ、結構忙しかったな~。
脊髄麻酔は、今回で3回目だから、慣れたもんです。
前回と違うのは、デイルームに置かれていた冷蔵庫が撤廃になったこと。
何者かが冷蔵庫に入れていた食品に、毒を盛る可能性があるため、保健所から撤廃のお達しがあったそうです。
何年か前に。
いやな世の中になったもんですね。
テレビは、液晶20インチ薄型サイズ。
デジタル対応です。
その分テレビカードの減りが早い(苦笑)
ギブスの患部接触が痛いので、自分でギブスを曲げられないものかと、調べてみました。
針金が内蔵されており、そこだけ固いので悪さしているのです。
力を入れて押してみたら、曲がるじゃな~い!
患部への接触は、劇的に減りました。
なぁ~んだ、こんなに痛くないなら、もっと早めにやれば良かった。
擦れて痛くてあまり眠れなかった2日間って、いったい。。
そのことを、問診で来てくれた先生に伝えると、
「ギブス、取っちゃいましょうか?」
え~~っ、いいの??
かくして、今は包帯だけの自由なブラブラ足首でいます。
これで、寝返りした時の鈍痛から解放されるでしょう。
自由人、バンザイ(笑)
麻酔科の先生にも、手術中は眠りたいとワガママを言いました。
うつ伏せで手術するから、寝てもらうワケにはいかないそうです、原則的には。
でも、ウトウト程度なら大丈夫なんだそうです。
良かった~、ベルト締め付けの大ストレス(ワタシ的に拷問)から逃れられる~!
それだけが心配だったのよね!
何でも、言ってみるもんです。
言い過ぎてイヤな患者にならない程度に。
以前、左足のアキレス腱断裂のことを書いた。
このブログでも、2006年3月5日から書いていた。
http://blog.goo.ne.jp/massh10/e/0ba1ee9eef9d30bdc9e9e94701f2f8de
それが、今度は右足のアキレス腱を切ってしまった。
なんということか!
それは、昨日の11月16日、バレーの練習試合をしていた。
パパママという、男女混合の試合を週末に控えているため、ポジション確認したのだ。
私のポジションは、レフトオープンのアタッカー。
アタックとネットプレーとレシーブの、上がり下がりの多い場所だ。
もう練習試合を切り上げようかという時、事故は起こった。
私の後ろからトスが上がりそうなので、それに対応するべく、外目に開こうとした。
右足を素早く後ろに引く。
その時だった。
まるで障害物が私の右足に激突するのを感じた。
気の早い誰かが、私のすぐ後ろで用具を片づけ出し、それに当たったのかと思った。
バシッと音が鳴った。
まったくもぉ、危ないじゃな~い?と後ろを振り返ったが、誰もそこにはいなかった。
しまった、やってしまった。。
左足アキレス腱断裂の経験から、即座に右足アキレス腱を断裂したと悟った。
それも、前回よりも衝撃が大きかったから、完全断裂だろう。
チームメートが救急車を呼び、前回手術を受けた病院へ運ばれた。
そこは、救急指定病院ではなかったが、カルテがあるという理由で、無理やり連れて行ってもらった。
その日の担当は、義父のガン手術を執刀してくれた医師だった。
知ってる医師を見て、ほっとした。
専門医でないから、ギブスの当て方や包帯の巻き方が慣れていなくて、たどたどしく処置してくれたが、一生懸命固定してくれたことが、とにかく有難かった。
明日から入院で、明後日が手術。
3年半前と同じことを繰り返すのかと思うと、気が遠くなるし気が重い。
アキレス腱を両方切る人がいるのは、よく知っていたが、これほどめげるとは。。
家族に迷惑をかけ、仕事を休み、バレーもしばらくできなくなるが、仕方ない。
与えられた休養と思って、音楽を聴き雑誌を読んで、
のんびりしようと思う。
素晴らしい!!
4セット目を自分達のミスで取られたから、あきらめムードが漂ってたけど、
粘って、集中して、見事アルゼンチンを下したよ。
5セット目なんて、リードしてたのに追いつかれ、何度もマッチポイントを取られても耐えしのぎ、よく持ちこたえたと思う。
今までの日本だったら、流れが変わったら、そのままずるずるとやられたけど、今日のメンバーは、土俵際が強かった!
また、最後決めたのが荻野っていうのがいいじゃない。
38歳の年長者、どっこい、根性があれば決まる!!
これ以上の舞台はないよ。
イタリア戦で大逆転されて、やっぱり男子はダメなんだと思ったけど、メンタル面が改善されたのね。
建て直しができるハートに喝采だぁーーー!!
速いパスワークに、これまでにないアタッカー陣の頼もしさ。
センターラインのブロックの壁の強さはどうだろう。
出場できれば、それで終わったワケじゃない。
北京でまず1勝!
まず1勝をあげてほしい!!!
サッカーW杯予選のオマーン戦も、後に続けーーー!!!
ここまで強いとは、正直思っていなかった。
前回と違って、出場はただの通過点と考えている選手たちが頼もしい。
どの選手も、うまくなっていたし、集中力が出てきた。
それを支えるのが、リベロの佐野のサーブカット力と、竹下の緻密なパスワークだろう。
早いトスに対応できるアタッカーの器用さも素晴らしい。
大型化されたバレー界で、好成績を挙げるにはスピードしかないという選択肢を、よくモノにしたと思う。
五輪で勝つのは、メダルを狙うのは簡単なことじゃないが、
けなげな選手たちを見ると、応援せずにはいられない。
まさに磨き上げたって感じじゃないか!!
あっ、勝っても栗原がなかなか笑わなかった理由。。
私は、高橋がフェイントで決めたからだと思う。
栗原は、自分が強打で決めたかったと思う。
最後の1点は特別だもん。一番おいしい場面。
記憶にも鮮やかに残るはず。
それを高橋に持っていかれたばかりじゃなく、締まりの悪いようなフェイントよぉ。
私だって、どうしても1点が欲しい場面では、最後でもフェイントで決めるけど、あの場面、得点に余裕があった。
だったら、高橋でいいから強打にしてほしかったと思っただろう。
カッコ良く締めくくりたかっただろう。
でもまぁ、相手に付け入る隙を与えなかったワケだし、まっいっかぁ。
キャプテンを2年やってきた人が、3年目は辞退したいと申し出ていたんですが、全体投票でまたキャプテンに決まりました。
本人の固辞がなかったために、お願いすることとなりました。
その人も言っていたんですが、キャプテンっていうのは、チームのまとめ役だけじゃなく、練習を開始する掛け声をかけたり、話し合いの号令をかけたり、割と仕切る役目が多い割りに評価されない、気苦労の多い役職です。
バレーの経験者じゃないと、プレー中のアドヴァイスができないから、誰でもできるって訳じゃありません。
私は、大変そうだと思ったから、他の人に投票したんですが、決まっちゃった以上はがんばってもらわないと。
事実、2年もの間、チームのことを考えて、精力的に動いてくれたと思います。
私もキャプテンをやったことがあるけれど、練習に来てからやっとキャプテンモードに入るという、ちゃらんぽらんキャプテンだったからそれほど苦にならなかったけど、始終チームのことを考えるのは相当の努力が必要で、無理してたんだろうなと察することができます。
重荷にならなければいいけれど。。
決まった後、心配だったから、
「全部自分で背負うことないからね。
自然体でやってくれればいいから」
と言ったし、他の人も賛同してくれました。
果たして、どこまで気負わずにやってくれるか。。見守っていくしかないでしょう。
ところで、わたしは11人中2票をGETしてました。
3票の人が副キャプになりました。
そのせいか、責任を感じたので、調整会当番を引き受けることにしました。
地域の体育館取りの会議に出席するのが、主な仕事です。
ただね、今年度はうちのチームが調整会議で副理事になる年回りみたいです。
むしろ大変だったりして。。
学校の役員もやってるけど、バレーチームのお役にも立てるようにならなきゃなぁ~。
最近、役から逃れられてるから。。
どうなるかわからないけど、別の集まりに参加することによって、刺激を受けるのも悪くないと思って、がんばるしかないでしょ。
家、仕事、バレーを、ちょっと変化させたいと思っていたし。
忙しくなるけど、何とかなるでしょう。
ちゃらんぽらんになるのでは?ってトコが心配。。かも。


今日はバックスに男子選手を3人入れての大会だった。
女子との混合なため、アタックは許されない。レシーブのみだ。
よって、打っても打っても男子選手に拾われる、ラリーの多い試合になった。
うちのチームは、バックスが弱い。
なので、男子選手によって強化されれば、レベルアップは必至だった。
実際うちの男子選手はよく拾った。
あきらめずにボールを追うし、それを見て私たち前衛もおおいに刺激を受けた。
後方から、大きい2段トスでアタックに繋げてくれる。
それならば、思いっきり打って決めるしかない!!
ところが、相手チームも条件は同じだった。
打っても拾われ、2段トスになってアタックを打たれる。
そこで考えた。
ブロックに当てて、ブロックアウト。。
レフトの私はクロス打ちが得意だ。
力が入れられるコースがクロスなのだ。
でも、読まれている。
それならば、逆手に取って、ストレート打ちに徹し、ワンタッチでサイドラインをアウトにし、拾えなくしたらいいのだ。
これが功を奏し、2本に1本は決まってきた。
何本か打ってる間に、ストレート打ちにも自信が持てるようになり、短いトスでもひねって打てるようにもなった。
センターラインも攻撃が決まりだし、ライトもブロックに当てて出すようになった。
こうなれば強い。
そして、見事(Bクラスだけど^^;)優勝となった。
うれしい~~っ!!
勝利の美酒は、いつもうまい!!
自分自身の感想と言うと。。
今日はすごく緊張していた。
私は上背がある方ではない。パワーヒッターなのだ。
けれど、レベルの高いチーム相手では、パワーだけで押すだけじゃブロックに当たって決められてしまう。
そこで、トスが上がるたび、打ち終わった後には、次に打つコースはどうするのかと、考えまくっていた。
アタックが決まった後でも、うれしいのはほんの5秒だけで、その後はまた緊張して次のコースと強弱を考えていた。
繋げてくれるメンバーのために、きれいなトスをあげてくれるセッターのために、そして決めたがっている自分のために。
これだけレシーブをがんばってくれているんじゃ、ミスもしたくないし。
思いっきり打つだけだった。
それが、成功に繋がっていた。
ベンチは、今日は良かったと誉めてくれた。
ブロックアウトが効果的だったからだ。
ミートのいいアタックは拾われはしたが、自分でも調子がいいと思った。
これはうれしい。
だけど、この次も調子良くいられるだろうか?とか
ミートできるだろうか?とか考えてしまうのはなぜだろう??
調子がいいほど、プレッシャーを感じてしまった。
次も同じプレーができる保証がないからだ。
とりあえず、最後まで調子を持続できてうれしかった。
これが一番ほっとした。
かつて70年代には、日本と2強とさえ言われていたのに、すっかり水をあけられてしまった。
ロシアは目下4勝の全勝だ。
どうせ無理だと思って見ていたら。。。
おおっ、今日は勢いが違う。
ジャンプサーブを思い切り打ち、ロシアの守備体制を乱していた。
サーブレシーブがセッターに返らないと、さすがのロシアも2段トスを打つことになり、ブロックへも引っかかる。
一か八かはあるけれど、トライする必要はあった。
その効果が出て、第3セットは、リードする場面もたびたびあった。
けれど、勝負どころでサーブミスが出て、試合を落としてしまった。
この辺が、勝てるチームとそうでないチームの差だろう。
リズムを崩しても、壊滅状態にはならない。
ミスを連発しない。
残念ではあるけれど、勝てるとは思っていなかったので、よくやったよ!
越川と富松の、まだ若い二人と、かつての大エースの山本がよく打ち切っていた。期待の大学生の清水の出番は少なかったが、彼のプレーに幅を持たせるために、外から見る必要があったから、これでよし。
日本のサーブがちょっとでも弱いと、きれいにセッターに返り、210cmの長身選手に決められるので、強いサーブは正解だろう。
ロシアのサーブも90kmを越えるジャンプサーブばかりでミスが多かったが、リスクを恐れてこなかった。
このスピードこそが、男子バレーなんだと痛感した。
ジャンプサーブが上手にできないと、上位に進出できないんだろう。
結局3-0で負けてしまった。
差は、センターライン。
高さとパワーは、どのチームにも負けないだろう。
ブロックの付き方も、速くて高くて読みがいい。
センターラインでは太刀打ちできない。
ただ、レシーブなら日本が勝っていた。
ストレートの打ち分けも日本が上だった。
セッターの宇佐美さえもジャンプサーブを打つ日本に、わずかに未来を見た。
今回はレベルが高かったので心配だったんですが、
試合が続くにつれ、調子が上がってきました。
久しぶりの優勝で、うれしいよぉ~!!
パパママというだけあって、9人制バレーのコートには、パパが3人、ママが6人いるのです。
第1試合と第2試合は、学生時代に国体に参加したという、腕に覚えのあるパパがトスを上げてくれたのが合わなくて。。
男子バレーみたいに、トスがやたら高いの。
さらに、ライトに寄ってるから、レフトアタッカーの私には距離もあって、ますます打ちにくいの。
「もっと低くして」と要求しても、
「アタッカーが合わせろ」とにべもなくて。
ミスっていて辛かったなぁ~。
でも、次第に合ってきたし、決勝はアドレナリンが噴出して、女子じゃありえない高さの2段トスも、「打つしかないでしょ」と思い切って打ったら決まって、最高の気分です。
そうやっているうちに乗ってきて、アタックが打ち切れたと思います。
もちろん私の調子の良さのおかげで勝てたわけじゃなく、みんなの力の勝利なんですが、勝利に貢献したと実感できてすごくうれしいです。
いいトスは決まって当たり前。
だけど悪いトスを思いっきり打って決まったのは格別です。
これがチームの活力にもなります。
これから打ち上げです。
今日は優勝したので、握り寿司が、プレミアビールが飲めます!
勝利の美酒は最高ーーっ!!
これがあるから、バレーはやめられないわ!!
セルビアは、欧州で2位だ。ロシアよりも強い強豪だ。
初めの2セットを簡単に取られてしまった。
というのも、セルビアは190cmを越す選手が3人はいて、次々とブロックを決め、日本は攻め手に欠いてしまったからだ。
このままずるずる負けてしまうかと思ったら、3セット目に入って、セルビアの選手がアタックミスを連発したことによってリズムを崩し、日本がこのセットをモノにした。
セルビアは若い選手が多いから、崩れるとなかなか立ち直れないのだ。
4セットに入ったら、今度はセビリアのアタックが決まらない。
日本はアタックをブロックに引っ掛け、つないでアタックを決めていく。
1、2セットはどうやっても取れない高さにあるアタックだったのに、リベロの佐野は簡単に拾っていた。
セビリアの選手達は、自信を失いかけていたようにも見えた。
22-17と5点差があったので、このまま4セット目もモノにするかと思えたが、日本はここで2本もアタックをミスってしまった。
2本とも、完全にブロックを外していたにも係わらず、サイドラインを割ってしまったミス。
勝負どころでの、痛いミスだ。
これにより、日本はわずかに気持ちが引いて守りに入ってしまったように見えた。
反対にセビリアは息を吹き返した。
押し切らなくてはならない場面で、ミスをしないようにと、慎重に打ったアタックが、セビリアに拾われるようになってしまった。
そして、ブロックに引っ掛けていたセビリアのアタックが、ブロックの上から再び落ちてくるようになった。
流れが完全に変わった。
こうなるとセビリアは強い。
ブロックを連続して決めてきた。
竹下が高橋頼りにしたのを読まれたんだと思う。
さらに日本は焦りのためか、らしくないレシーブミスも犯してしまった。
最後は、強打を決められて、万事休す。あ~あ。
今日は、栗原のサーブが良かったのに。。
日本が勝つには、ミスを重ねてはダメなんだ。
失点を最少に食い止めないと。
身体能力の高い国相手には、緻密なプレーで対抗する必要がある。
にしても、190cmを越すセルビアのレシーブ力が、結構良くて驚いた。
波に乗った時のプレーはものすごい。
この大会のダークホースになるのでは??
W杯は、3位以上の国が北京への切符を勝ち取れる、4年に1度の大きな大会だ。
日本が3位以内に入るのはむずかしいけど、こんな負けはイヤだ。
すごい!!
うれしいっ!!
日本で行われていたグランドチャンピオンシップ等では、ジャニーズ系が目立つだけで、お祭り事に仕立てられていた上、選手個人個人の裏側をも映し出していて、試合には余計だと思っていたので、今回の試合のみで勝負!という大会で優勝できたのは、本当に喜ばしい。
中国にストレートで勝てたのが、もちろん一番の勝因だろう。
今日のカザフスタン戦を見た限りでは、嵩にかかった時の攻撃に迫力があった。
序盤は、相手の高さにしてやられていたが、相手に攻撃をさせる前に日本が仕掛けると、カザフスタンはなすすべがなかった。
その突破口となったのが高橋だ。
彼女の、平行トスへの反応が、ものすごく早い。
しかも、体はインナーを向いているのに、肩を回してストレートに打ち抜く技術は素晴らしい。ほとんど決まったんじゃないだろうか。
170cmの彼女が、190cm以上の選手のブロックの手をすり抜けてコートに突き刺すのは痛快だ。
さらに、今日はフェイントがよく決まり、的を絞らせなかったのが大きい。
インナーへも、よく決まっていた。
腕をこれ以上高く上がらないというまで上げ、手首のスナップを利かせて打つのは、これ以上ない理想のフォームだ。
私も見習わなくては。
また、高橋が、不調の栗原を打たせるために、栗原が取れるボールでも、走って拾ったのに、チームプレーを感じた。
アタッカーというのは、周りのそんな気遣いをエネルギーに変換して、気持ちで得点を重ねられるものなんだ。
結果、栗原が決めた!!
今日の焦点は、逆転して奪った第2セットだろう。
あれが取れていなかったら負けていた。
この時の点の取り方が、まさに嵩にかかっていのだ。
相手の嫌がる場所へサーブを徹底的に打ち、サーブポイントや、ブロックでの押し込みを誘った。
さらにミスは激減し、調子のいいアタッカーが打ちまくっていた。
このバレーを続けていれば、アジア大会だけでなく、世界大会でも上位を狙えるだろう。
エース栗原が不調でも、この活躍ぶり。
高橋さえ好調なら、なんとかなると確信した。(もちろん竹下も)
ブロードがブロックにつかまっていても、勝てちゃうんだから。
金メダルは、やっぱりいいものだなぁ~。