ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

埼玉県志木市の荒川河川敷きにある宗岡の水田では、ヒバリに出会いました

2016年05月15日 | 季節の移ろい
 埼玉県志木市の北側を流れる荒川河川敷きの宗岡の広大な水田に水鳥を探しに行ってきました。

 さいたま市桜区の秋が瀬公園に対して、荒川の対岸に当たる宗岡には、広大な田んぼが広がっています。



 この広大な田んぼが広がる宗岡地区に、ムナグロという野鳥が飛来しているとの情報を知って、行ってみました。

 しかし、田んぼは既に水が張られ、田植えが終わっていました。このために、ムナグロはいませんでした。ムナグロはどちらかというと、田起こしした田植え前の田んぼを好むからです。

 その代わりに、田んぼの上空では、ヒバリがさえずっています。あちこちからヒバリのさえずりが聞こえます。

 ヒバリが1羽、田んぼの畔(あぜ)に降り立ちました。少しずつ移動します。







 田んぼの中から、キジのオスの鳴き声があちこちからします。近くに出てきたキジのオスです。



 キジのオスは、荒川の河川敷きを含めて、数羽がいて、互いに縄張りを持ってるようです。

 荒川の河川敷きに生えている枯れたヨシ原に、日本に渡って来たオオヨシキリがあちこちで、大声で鳴いています。



 騒々しい声で鳴くので、オオヨシキリの居場所は簡単に分かります。

 ダイサギやコサギ、カルガモなども点在しています。

 田んぼの中をゆっくりと進むダイサキです。



 ダイサギはもう夏羽になっており、くちばしが“婚姻色”によって黒くなっています。

 田んぼが広がる宗岡の荒川の岸辺に、秋ヶ瀬取水堰(あきがせしゅすいぜき)という東京都・埼玉県の飲料水の取水口があります。



 この画像の右側の奧に、白い秋ヶ瀬取水堰が見えます。

 この秋ヶ瀬取水堰は単純に、荒川を流れる水を取水している訳ではないそうです。「武蔵水路」という水路から荒川に注入される、“自然流下した利根川の水”を、東京都や埼玉県の水道用水・工業用水として使用するために取水しているそうです。

 “武蔵水路”がどこをどう流れているのかは知らないので、調べておきます。


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5 コメント

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ヒバリ (BIRD)
2016-05-15 05:34:30
田んぼの上空で鳴くヒバリがすぐ近くに降りてきて、運がよかったですね。ヒバリの表情がよく分かるものです。
ヒバリの鳴き声はよく耳にしますが、ヒバリの姿をきちんと見ることは少ないです。
ダイサギの嘴が黒い色になっているのもはっきりと写っていますね。
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BIRDさま (ヒトリシズカ)
2016-05-15 06:16:08
BIRDさま

コメントをお寄せいただき、ありがとうございます。

今回は運良く、ヒバリがすぐ傍に下りてきました。分からないことは、水田になった田んぼでは、巣をつくりにくいので、巣は河原の草陰につくったのかなと推定しています。

ここの河原には、イタチなどもいるとのうわさで、自然界の厳しい闘いが繰り広げられている模様です。

先日も、河原には野鳥の羽根が散乱し、猛禽類が野鳥を捕まえた痕ではないかと想像しました・・
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ヒバリ (あるまじろ)
2016-05-15 14:10:09
水田などが広がる田園地帯に行くと、ヒバリが上空でよく鳴いています。
ヒバリのクローズアップした写真は初めて拝見しました。
こんな姿なのですね。
キジも美しいです。
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オオヨシキリの鳴き声 (探鳥会の友)
2016-05-15 21:09:33
河原のヨシ原などで鳴いているオオヨシキリは、うるさく感じる鳴き声です。
夏鳥として日本にやって来たオオヨシキリは、日本各地に散って、夏を過ごします。
姿を見せるときは簡単に見つけられますが、ヨシ原の中に潜むと、声は聞こえても、姿は見つけられないことになります。
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探鳥会の友さま (ヒトリシズカ)
2016-05-15 22:38:43
探鳥会の友さま

コメントをお寄せいただき、ありがとうございます。

これからは、大声で鳴くオオヨシキリと出会うことが増える季節です。あれほどの大声で鳴く理由を、オオヨシキリには聞いてみたいところです。

田んぼ・水田には、様々な水鳥などが飛来します。いろいろな野鳥と田んぼなどで出会いたいものだと願っています。

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