長野県東御市の北東部の山中にある池の平湿原を早朝に散策した話の続きです、湿原部分では、マツムシソウなどがあちこちで咲いています。
池の平湿原は、数万年前に三方ヶ峰(現在の標高は2040メートル)が噴火してできた火口原にできた高層湿原です。
午前7時から標高約2000メートルの池の平湿原の入り口に入り、池の平湿原を一周する木道を、まず東に向かって進み、さらに南に進んで南東の端の三方口から今度は西に向かって進みました。
南東の端の三方口では、崖の下から上ってきた霧が流れ込みます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/8a/1382ec55ce31c7c72cd4c6e8d8e86088.jpg)
少し前の霧が濃かった時の風景です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/6a/548c6013b97eb3b4636efcaf65df1a22.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/a0/83c324c5a2461c49238cb89e5fdb5bcc.jpg)
南東側の端になっている三方口周辺は、岩場です。その岩場の中にできた小さな草原では、ミネウスユキソウがあちこちで咲いています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/98/eef05c305139076f02b8eed8dcc48f0d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/1a/93c448dcf414380d44f97cf9da9a4665.jpg)
ミネウスユキソウは、日本版の“エーデルワイス”の一種です。
さらに木道を西に進むと、様々な山野草が咲いている草原部分にでます。
少し前まではたくさん咲いていたマルバダケブキ(丸葉岳蕗)の濃い黄色の花がまだ、いくらか咲いていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/de/3f88fcf84bc8abcd76028e33f2514fce.jpg)
秋の訪れを告げるマツムシソウの花があちこちで咲いています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/d7/f735d726eb4a651aedfc0eb547b85370.jpg)
霧が晴れた結果、マツムシソウの花には多くのアブが蜜を吸いに来ています。
今回は、池の平湿原のあちこちで、少し小型のジャノメチョウ系のチョウが飛んでいました。
濃い褐色の羽根に、オレンジ色の紋が入ったチョウが数100匹、飛んだり、留まっていたりします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/fe/630a5e881bfbcc9d615321f4f6d2113a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/00/eed372a3f431e019d108212cbf963695.jpg)
後日、このチョウの種類をWebサイトで調べてみたところ、ジャノメチョウ科のベニヒカゲ本州亜種でした。
標高約1500メートル以上の亜高山帯で発生します。この日は交尾・受精のために、集まっていたようです。短い夏の日の繁殖機会を逃さないためです。
ベニヒカゲ本州亜種は、長野県の特別天然記念物に指定されており、環境省レッドデータブックの準絶滅危惧種に指定されています。
池の平湿原の湿原部分の約3分の2を歩いて、鏡池近くまできました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/36/0c14f8d780807af53f11e3e3682b5918.jpg)
先ほどまでの霧がほとんど晴れて、美しい風景です。
この標高が約2000メートルある池の平湿原では、珍しいチョウが飛んでいるようです。このため、7月に入ると、その珍しいチョウを撮影しに来場する方が何人かいます。
あまり珍しくはありませんが、ここでアサギマダラやルリタテハを見ると、“チョウ素人”は夏を感じます。
池の平湿原は、数万年前に三方ヶ峰(現在の標高は2040メートル)が噴火してできた火口原にできた高層湿原です。
午前7時から標高約2000メートルの池の平湿原の入り口に入り、池の平湿原を一周する木道を、まず東に向かって進み、さらに南に進んで南東の端の三方口から今度は西に向かって進みました。
南東の端の三方口では、崖の下から上ってきた霧が流れ込みます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/8a/1382ec55ce31c7c72cd4c6e8d8e86088.jpg)
少し前の霧が濃かった時の風景です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/6a/548c6013b97eb3b4636efcaf65df1a22.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/a0/83c324c5a2461c49238cb89e5fdb5bcc.jpg)
南東側の端になっている三方口周辺は、岩場です。その岩場の中にできた小さな草原では、ミネウスユキソウがあちこちで咲いています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/98/eef05c305139076f02b8eed8dcc48f0d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/1a/93c448dcf414380d44f97cf9da9a4665.jpg)
ミネウスユキソウは、日本版の“エーデルワイス”の一種です。
さらに木道を西に進むと、様々な山野草が咲いている草原部分にでます。
少し前まではたくさん咲いていたマルバダケブキ(丸葉岳蕗)の濃い黄色の花がまだ、いくらか咲いていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/de/3f88fcf84bc8abcd76028e33f2514fce.jpg)
秋の訪れを告げるマツムシソウの花があちこちで咲いています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/d7/f735d726eb4a651aedfc0eb547b85370.jpg)
霧が晴れた結果、マツムシソウの花には多くのアブが蜜を吸いに来ています。
今回は、池の平湿原のあちこちで、少し小型のジャノメチョウ系のチョウが飛んでいました。
濃い褐色の羽根に、オレンジ色の紋が入ったチョウが数100匹、飛んだり、留まっていたりします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/fe/630a5e881bfbcc9d615321f4f6d2113a.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/00/eed372a3f431e019d108212cbf963695.jpg)
後日、このチョウの種類をWebサイトで調べてみたところ、ジャノメチョウ科のベニヒカゲ本州亜種でした。
標高約1500メートル以上の亜高山帯で発生します。この日は交尾・受精のために、集まっていたようです。短い夏の日の繁殖機会を逃さないためです。
ベニヒカゲ本州亜種は、長野県の特別天然記念物に指定されており、環境省レッドデータブックの準絶滅危惧種に指定されています。
池の平湿原の湿原部分の約3分の2を歩いて、鏡池近くまできました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/36/0c14f8d780807af53f11e3e3682b5918.jpg)
先ほどまでの霧がほとんど晴れて、美しい風景です。
この標高が約2000メートルある池の平湿原では、珍しいチョウが飛んでいるようです。このため、7月に入ると、その珍しいチョウを撮影しに来場する方が何人かいます。
あまり珍しくはありませんが、ここでアサギマダラやルリタテハを見ると、“チョウ素人”は夏を感じます。
雄と雌がうまく交尾し、たくさん卵を産んで、増えてもらいたいです。
様々な山野草の花に加えて、チョウの名所であることも分かりました。
このベニヒカゲ本州亜種は、長野県が特別天然記念物に指定している珍しい蝶なのですね。
、ミネウスユキソウは一見、地味ですが、高原らしい花です。
コメントをお寄せいただき、ありがとうございます。
以前に、池の平湿原に行った時にも、黄色い小さなチョウを撮影しに来ていたチョウ観察愛好家の方がいました。
この黄色い小さなチョウも亜高山帯で繁殖する珍しいチョウ(名前を忘れました)との解説でした。
池の平湿原は自然豊かな、貴重な場所です。
壮観でしょうね。素晴らしい光景に出会われました。
最後の写真のように、やはり高原には青空が似合いますね。
コメントをいつもお寄せいただき、ありがとうございます。
ジャノメチョウ科のベニヒカゲ本州亜種が数百匹、池の平湿原のあちこちで飛んでいる光景は、壮観ですが、やや不気味でもありました。
見たことがない珍しいチョウがうじゃうじゃいたので、少し異常な光景と感じました。
でも、チョウ愛好家からすれば、かなり珍しい光景に出会ったということなのでしょう・・
鏡池で少し、待っていたら青空が広がりました。
池の平湿原に初めて来られた方々は、最初、天気の行方をかなり心配していました。
一番最後の鏡池の風景は、高原の素晴らしい風景です。
青空がいいですね。
薄い紫色のマツムシソウの花は可憐で清楚です。
この花は秋の訪れを告げる花なのですね。
その草原で、ジャノメチョウ科のベニヒカゲ本州亜種が数百匹も飛び交っているとは、すごい風景です。
標高が高いところでは、いろいろなことが起きるようです。