ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

北海道上川郡上川町の黒岳ロープウェイの五合目から七合目に行ってみました

2015年07月04日 | 旅行
 北海道上川郡上川町の層雲峡温泉から 黒岳ロープウェイに乗って黒岳の五合目まで上がった話の続きです。

 標高約1300メートルの五合目のロープウェイ駅から遊歩道を進むと、七合目に向かうリフトの乗り口があります。標高約1520メートルの七合目に向かって、リフトに乗ると、リフトから見える眼下の通路には、いろいろな花々が咲いています。

 一番目につくのは、チングルマの白い花です。





 この白い花が通路のあちこちに咲いています。チングルマは、バラ科ダイコンソウ属の落葉小低木の高山植物です。草ではなく木であることに、驚きます。

 濃いピンク色のエゾノツガザクラの群落もあちこちにあります。



 サクラソウに似たエゾコザクラの花も咲いていますが、花期を過ぎたところでした。

名前が分からない白い花です。グンナイフウロの白い花版の感じがします。



 七合目に近づくと、背の高い針葉樹の木がパラパラと立っている地帯を通ります。

 その背の高い針葉樹の木の上に、野鳥が留まって鳴いています。ビンズイではないかと思います(今回、双眼鏡を持参しなかったので、推定です)。



 リフトの到着点である標高約1520メートルの七合目周辺を少し散策しました。エゾシマリスを見かけました。、

 この七合目から上は岩が多く、本格的な登山靴などの装備でないと、進めません。黒岳の山頂には残雪があり、その近くでは高山植物のお花畑になっているとの話でした。

 このため、またリフトに乗って、五合目まで下りました。
 
 リフトから見える樹林です。



 五合目の遊歩道の側にある小さな池では、水面近くにエゾサンショウウオの卵が浮かんでいました。カエルの卵に似ています。
 
 遊歩道の近くでは、ムラサキヤシオツツジの花がいくらかまだ咲いていました。





 ムラサキヤシオツツジの花はほとんどがしおれていましたが、一部はが少し咲いていました。

 黒岳の五合目から七合目にかけて、豊かな植物群が育っていること知りました。