ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県佐久市の佐久荒船高原は一面、積雪数センチメートルの雪景色です

2013年01月06日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東側に位置する佐久荒船高原は、年末年始の寒波の間に、雪が降ったようで、草原や林などは雪が数センチメートル積もっています。

 9月に一面がコスモスの花だった草原は白い雪景色です。枯れ薮と積雪だけの殺風景な風景です。



 春から秋まで、いろいろな野草が一面を緑色にしていた場所とは思えない風景です。

 今日は珍しく、朝から風もない晴天で、暖かな天気です。朝から暖かいようで、針葉樹には霧氷がまったく付いていません。珍しいことです。

 日差しがある所では、かなりの陽気です。天気がいい割には、草原や林などでは、朝に響き渡る野鳥のさえずりの声が少ないことに驚きました。ここ数日間の寒波によって、野鳥は佐久荒船高原から里に下りているようです。

 午前に草原部分で、いくらか待っていると、針葉樹の林の奥からカケスが5、6羽の群れで飛んできました。草原の雪が無い部分に下りて、エサを探し始めました。カケス独特のうるさい鳴き声で鳴き合っています



 カケスは臆病な野鳥で、そっと近づいても、人の気配を感じて、すぐに逃げてしまいます。その逃げ去るシーンです。



 コゲラやカシラダカ、シジュウカラなどが時々、遠くの薮に出てきます。すぐに移動してしまいます。遠くの薮の枝に留まったシジュウカラです。



 別の場所の林の中で、コゲラとコガラに出会いました。1羽のコガラが背の高い木の上に留まりました。見上げる角度です。





 今年の冬は寒さが厳しいために、佐久荒船高原には野鳥はあまり留まっていないようです。標高1100から1200メートルの佐久荒船高原は明け方には当然、氷点下の厳寒になります。野鳥も寒さに対応して、少し低山側に移動しているようです。

 雪が積もった場所には、シカの足跡が多数残っています。シカの群れは夜中に移動しているようです。高原では、ウサギやキツネなどのいろいろな動物が、冬の寒さに耐えて活動しています。